電子レンジのボタンが陥没したら、出来るだけ早く応急処置を施しましょう!
ボタンが陥没したままで電子レンジを使用していると、感電や故障の拡大、さらに火災を起こす可能性があり大変危険です。

陥没した電子レンジのボタンは、自宅にある材料を使って、簡単に応急処置ができます!
この記事では、電子レンジのボタンが陥没した時の応急処置や、危険性について詳しく解説していきます。
電子レンジは、日常生活を支える必須アイテムです。
家族の安全性を確保するためにも、危険性や原因をしっかり把握して、予防と対処してくださいね。
電子レンジボタン陥没時は応急処置で3つの危険を回避!





いつの間にか電子レンジのボタンが陥没している。
怖いけどそのまま使っちゃおう!
ボタンが陥没したままで電子レンジを使用するのは、事故や故障のリスクがあるため危険です。



とっても危険ね!
私は、どうしたら良いの?
電子レンジの陥没したボタンに、応急処置を施しましょう。
電子レンジの陥没したボタンは、自宅にある材料を使って、3ステップで簡単に応急処置できます。
この章では、電子レンジのボタン陥没時の応急処置方法を解説していきます。
簡単な応急処置ですが、一時的に安全な時間を確保できます。
【応急処置】手順は超簡単な3ステップ



電子レンジのボタン陥没て、どんな状態のこと?



電子レンジを使う度にボタンを押すよね。
繰り返し押した結果、ボタンの表面が凹んで、電子レンジ内部の部品が見えている状態だよ。
電子レンジ内部の部品が露出している状態で電子レンジを使用すると、危険を伴う可能性があります。
電子レンジのボタンに応急処置を施すと、危険を回避できます!
- セロハンテープ
- プラスチック板
私は、プラスチック板の代わりに、事務用品のクリアファイルを使用しました。
自宅にプラスチック板が無いからと言って、わざわざプラスチック板を購入しなくても、他の物で代用できますよ。
応急処置に必要な材料は、市販されている歯ブラシのパッケージなど、板状のプラスチックであれば代用可能です!
応急処置の手順は3ステップ
雑巾を固く絞り、電子レンジ本体や、陥没した部分の油分や手垢を拭き取りましょう。
油分や手垢が残っていると、セロハンテープの粘着の邪魔になります。
プラスチック板を、電子レンジのボタンに合わせて、油性マジックなどで型取りしましょう。
はさみやカッターを使用し、プラスチック板を型通りに切り取ります。
切り取ったプラスチック板を、電子レンジのボタンに重ね、セロハンテープで貼り付けます。
私も、応急処置を施して、陥没したボタンを復元させました。
とても簡単に作業が完了しましたよ。
応急処置の作業にかかった時間は、材料の準備から、切り取ったプラスチック板を貼り付けるところまでで15分程度でした。
電子レンジの見た目も、ボタンが陥没していたとは思えない程、綺麗に仕上がりました。



電子レンジの応急処置は、あくまでも一時的な解決策です!
我が家の電子レンジについては、「だましだましこのまま使用」「修理」「買い替え」の3択で、家族会議を開いてゆっくり決めたいと思います。
【危険1】濡れた手で部品を触ると感電する
電子レンジのボタンが陥没すると、電子レンジ内部の部品が、外に出てしまうことがあります。
電子レンジの内部には高電圧がかかる部品があるため、露出した部品を手で触ってしまうと感電の可能性があり非常に危険です。
手や足が濡れていると、感電した時に体に及ぼす影響が大きくなり、危険度が増します。
なかなか感電する機会もありませんし、どういった状態が「感電」なのかイメージしづらいですよね。
電気が体の中を通ることを「感電」と言い、壊れた電気製品を濡れた手で触ると電気が体に流れることがあります。



この時、ビリっと痛みを感じるのが「感電」なんだよ。
【危険2】汚れや水分が原因で故障拡大する
電子レンジのボタンが陥没した状態で使い続けると、陥没した部分から電子レンジの内部に、水分や汚れが入り込みやすくなります。
電子レンジの故障個所が増えると、電子レンジ本体の耐久性が低下しやすくなります。
【危険3】電気ショートの火花で火災発生する
電子レンジのボタンが陥没すると、電子レンジの内蔵部品が露出します。
露出した電子レンジ内部の部品に、金属等が接触すると電気ショートを起こすことがあります。



教えてください。
電気ショートて、なんですか?
電気が本来通るべき道を外れて、別の道に流れることを「電気ショート」と言います。
電気の線やコードのように、電気が通る道が壊れると、電気が間違った道に流れてしまうのです。



この時、電気の流れが強くなり過ぎて、火花が出るの。
それが電気ショートなんだよ。
電気ショートが起こると、勢いよく火花が上がり、火災に発展する恐れがあります。
ボタンが陥没した状態での電子レンジの使用は避け、できるだけ早い段階で、応急処置による危険回避をおすすめします。
電子レンジのボタンが破れた!原因と予防策を徹底解説


電子レンジを長年使用していると、電子レンジのボタン破れや陥没が発生します。
電子レンジのボタン破れや陥没の原因と予防策は、それぞれ3つあります。
ボタンが破れる原因 | ボタン破れ予防策 |
---|---|
摩擦の影響 | ボタンに保護フィルムを貼付する |
強い力で押下 | ボタンを押す力を抑える |
高温多湿の場所 | 空気循環や換気で熱や湿気を逃す |
この章では、電子レンジのボタン破れや陥没する原因と予防策を詳しく解説していきます。
電子レンジに限らず、家電製品を使用する時に、今まで知らずにやっていたNG行動を見直すきっかけになると嬉しいです。
【原因と予防策1】長期使用なら保護フィルムを活用
電子レンジは、毎日のように使用しますし、電子レンジのボタンは頻繁に押されるため、その度に摩擦を受けます。
私の場合、毎朝の忙しさから、少々乱雑にボタンを押していたかも知れません。
長期使用による摩擦への予防策
長期使用による摩擦を防ぐために、電子レンジのボタンに保護フィルムを貼りましょう。
保護フィルムを貼ると、電子レンジ使用時のボタン破れや摩耗を防げます。
電子レンジに貼る保護フィルムは、スマホ画面に貼る保護フィルムでも代用できますよ。
我が家の電子レンジには、まだ破れていないボタンがあるので、早速、保護フィルムを貼りたいと思います。
【原因と予防策2】ボタン押下時の力を抑える
電子レンジのボタンを強く押しすぎると、電子レンジ内部の部品と接触した部分が摩擦して、破れやすくなります。
私は、急いでいると、人差し指の先端で、指がしなる程の力で電子レンジのボタンを押すクセがあります。
さらに、私は爪の先で電子レンジのボタンを押すこともあるので、電子レンジのボタン破れに拍車をかけているのも確かです。
強い力でボタン押下への予防策
電子レンジボタン破れ防止のために、意識的にボタンを軽めに押すようにましょう。



私は、人差し指の第二関節で電子レンジのボタンを押しているわよ。
電子レンジのボタンを、指先内側の広い面(指の腹)で押せば、電子レンジは作動します。
【原因と予防策3】高温多湿には換気を行う
電子レンジのボタンは、電子レンジの設置場所や使用環境によって、状態が変わります。
熱や湿気は、電子レンジのボタンの破れや陥没を早める原因です。
直射日光や、高温多湿の場所に電子レンジを設置すると、極端な温度変化や高湿度が電子レンジのボタンや内部の部品に影響を及ぼします。
高温多湿な場所での予防策
電子レンジの設置場所は、直射日光、高温多湿の場所を避け、炊飯器、電気ポットなど、湯気や熱を発生するものから遠ざけましょう。
とはいえ、他に設置場所がなく、直射日光や高温多湿の場所に設置するしかない場合もありますよね。
炊飯器や電子レンジの設置場所を変えられない場合は、小型のファンなどで空気を循環すると、熱や湿気を逃せます。
電子レンジのボタン破れを防ぐには、日頃から電子レンジに負担をかけない使用方法が効果的です。
電子レンジを適切な状況で使用し、電子レンジのボタン破れを防ぎ、本体を長持ちさせましょう。
電子レンジのボタン修理VS買い替え4つの基準紹介!


電子レンジのボタンや本体が故障した時、修理か買い替えるかを決めるのは、とても難しいです。
今まで大切に使用してきた電子レンジには歴史や、思い入れがありますから、簡単には手放せません。
電子レンジのボタンや本体の故障などで電子レンジが使えなくなる前に、修理か買い替えを検討する基準を押さえておきましょう。
3つの基準いずれかを満たすようなら、電子レンジを新品に買い替えましょう!
購入して8年経っておらず、現在の機能に満足していて、新品購入費用の半分以下で修理ができるようなら、修理して使い続けても良いです。
この章では、電子レンジのボタンや本体の故障を修理するか、買い替えるか悩んだ時に検討すべきポイントを詳しく解説していきます。
生活の中で頻繁に使用するのが電子レンジだからこそ、安全性と経済面を確保するためにも、判断基準を理解しておきましょう♪
【修理費用】新品購入費用の半分以上なら買い替えを検討
電子レンジのボタンや本体の修理費用が、電子レンジの購入費用の半分以上になる場合は、新しい製品を購入する方が経済的です。
電子レンジの保証期間内であれば、修理費用が安価で収まるので、ボタンや本体を修理して使い続けるという選択が良いかも知れません。
保証期間が過ぎていると、出張費、技術料、ボタン等の部品代が加算されるため、修理費用が高額になる可能性があります。
【部品保有期間】8年を超えて故障頻発なら買い替え
電子レンジのボタンや本体の故障が頻繁に発生しているのなら、修理を繰り返すよりも新しい製品に買い替える方が安心です。
メーカーの部品保有期間が8年のため、電子レンジ購入から8年以上経過していると、修理対応不可になりかねません。
電子レンジのボタンや本体の修理ができなければ、残念ですが、買い替えを検討しましょう。
【電子レンジの寿命】10年超えていれば買い替え検討
電子レンジの耐用年数は使用頻度やモデルによって違いはありますが、一般的に約10年と言われています。



電子レンジのボタン破れや陥没が、電子レンジの耐用年数に関係しているの?
電子レンジの耐用年数は、電子レンジの主要部品であるマグネトロンの寿命が関係しています。
マグネトロンの寿命は、約2,000時間です。
電子レンジを1日30分使用すると仮定して、1ヶ月で15時間、1年で180時間、10年で1,800時間になるのが、電子レンジ耐用年数10年の根拠です。
我が実家の電子レンジは、数年前にマグネトロンに寿命が訪れました。
マグネトロンに寿命が近づいた時は、料理や食材を加熱しても、全く温まらないことが度々ありました。
電子レンジのボタンや本体を修理しても、購入から間もなく10年が経過する場合は、買い替えを検討する方が良いでしょう。
【機能の満足度】現在の物で満足なら買い替え不要
新しい機能が整備されている電子レンジは、使い勝手が良く、料理の幅が広がるメリットがあります。
電子レンジの新しいモデルは、優れた機能が追加されていることがほとんどですが、関心が強く無いなら買い替えは不要です。
現在の電子レンジの機能に満足しているなら、修理をして使い続けるのも賢い選択です。
特に、頻繁に新しい機能を使う予定が無い場合は、修理で満足できるでしょう。
「電子レンジのメーカー修理対応は8年」「電子レンジの寿命は10年」を心に留めておきましょう。
実際に電子レンジのボタンや本体が故障して、修理するか買い替えるかの判断に迫られた時、きっと慌てず対応できますよ。
まとめ
- ボタンが陥没したままで電子レンジを使用すると、感電、故障拡大、火災の危険が伴う。
- 電子レンジのボタン陥没時には、セロハンテープとプラスチック板で応急処置ができ、事故や故障などの危険を回避できる。
- 電子レンジボタンへの摩擦、過度な力のボタン押下、高温多湿な場所へ設置すると、電子レンジのボタンが破れる原因になる。
- 電子レンジのボタンを長持ちさせるには、保護フィルム貼付、力を抑えたボタン押下、空気循環や換気が効果的。
- 電子レンジを修理か買い替えで悩んだ時は、修理費用、電子レンジの使用年数、故障頻度、電子レンジの機能を基準にすると検討しやすい。
我が家の電子レンジは、2011年製で年季が入っています。
電子レンジのドア故障を修理した経験があり、今でも、陥没したボタンを応急処置して使っています。
電子レンジを修理するか、買い替えようかと、悩んだこともありました。
長い年月を今の電子レンジと共に過ごしてきた私は、電子レンジのボタン陥没、破れや故障で、困っているあなたの気持ちがよく分かります。
電子レンジは決して安い買い物ではありませんので、応急処置、修理、買い替えをしっかりと検討して結論を出してください。
本記事を通じて、あなたの困りごとが、少しでも解消することを祈っています。