電子レンジの加熱でプラスチックが溶けた時は、丁寧にはがしてから掃除しましょう!
私は、電子レンジで溶けたプラスチックを、何度か掃除しました!

プラスチックは電子レンジで使えないの?
プラスチックは、耐熱温度140°C以上のものか、「電子レンジ対応」の表示があれば電子レンジで加熱できます。
本記事では、電子レンジでプラスチックが溶けた時の掃除方法を詳しく解説していきます!
素材別の電子レンジ対応基準や、加熱できない食材についても紹介しています。
溶けたプラスチックを丁寧にはがして掃除した後も、電子レンジを清潔に、そして安全に使いましょう!
電子レンジを清潔に保ちたいなら、オーブン・電子レンジ用プロテクトシートがおすすめです。
庫内に敷くだけで、油ハネや吹きこぼれ汚れから、電子レンジを守ってくれます。


電子レンジでプラスチックが溶けた時の掃除方法を紹介





電子レンジでプラスチックが溶けたんだけど、どうしよう?
電子レンジでプラスチックが溶けたら、丁寧にはがして掃除しましょう!
普段から電子レンジを愛用している私ですが、電子レンジでプラスチックが溶けたことは、一度や二度ではありません。
電子レンジでプラスチックが溶けた時の掃除方法や、こびりついたプラスチックのはがし方について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください♪
電子レンジでプラスチックが溶けたら、頑固にこびりついているため、買い替えを検討する人もいるかと思います。
頑固にこびりついたプラスチックのはがし方や掃除方法を参考に、今後も使い続けられる電子レンジにしていきましょう!
【はがし方1】マイナスドライバーなどの道具を使用
電子レンジで溶けたプラスチックを1番手っ取り早くはがす道具は、マイナスドライバーです。
プラスチックが張り付いている部分と、プラスチックの間にマイナスドライバーを差し込み、プラスチックを少しずつはがします。
ちなみに私は、鉄板焼きの時に使うヘラではがしました。



鉄板焼きに使用されるヘラは、地域によって「コテ」「テコ」とも呼ばれるね!
正式名称は「起こし金」だよ。
電子レンジで溶けたプラスチックは、熱を持っていることがあるので、冷めて固まるまで触らないで下さい。
プラスチックが固まる前に触ると、プラスチックが伸びて、被害が広がります。
【はがし方2】濡らしたタオルでゆっくり温める
マイナスドライバーなどの道具ではがせなかったら、濡らしたタオルをプラスチックの上にのせ、電子レンジで温めてから道具を使用しましょう!
溶けたプラスチックは、冷めて固まってからはがす方が安全ですが、頑固にこびりついているときは、温めて柔らかくしないとはがれません。
- 濡らしたタオルを溶けたプラスチックに覆い、電子レンジ600wで20秒加熱します。
- 溶けたプラスチックが、指で触れる程柔らかくなったら、マイナスドライバーではがします。
私が試してみたところ、電子レンジ600wで20秒加熱すると、タオルとプラスチックは、じんわり温かく感じました。
20秒温めても、まだプラスチックが固いようなら、10秒ずつ追加して、柔らかくなったらマイナスドライバーではがしましょう。
柔らかくなったプラスチックを、削るように少しずつはがしていきます。
溶けたプラスチックを一気にはがすと、電子レンジの内装を傷つける可能性があるので、少しずつゆっくりとはがしましょう!
濡れたタオルを加熱し過ぎると、水分が蒸発して発火の恐れがあるので、必ず加熱時間を守ってください。
【はがし方3】油を塗って加熱したら道具を使用
溶けたプラスチックに直接油を塗り、加熱して再度溶かすと、マイナスドライバーではがしやすくなります。
- 溶けたプラスチックの表面に油を塗り、電子レンジで600w20秒加熱します。
- 溶けたプラスチックが柔らかくなったら、マイナスドライバーではがします。
柔らかくなったプラスチックを、削るように少しずつはがしていきます。
実際に試してみたのですが、電子レンジ600wで20秒加熱すると、油とプラスチックどちらも熱くなり、プラスチックが柔らかくなっていました。
30秒加熱すると、さらにプラスチックは柔らかくなりましたが、油は指先で触れない程、高温になったので危険です。
油は温めすぎると想像以上に高温になるため、火傷しないように注意して下さい!
【はがし方4】ドライヤーの温風で温める
ヘアドライヤーで、溶けたプラスチックを温風で柔らかくすると、マイナスドライバーではがしやすくなります。
- 溶けたプラスチックに、ヘアドライヤーの温風をしばらく当て続けます。
- 溶けたプラスチックが柔らかくなったら、マイナスドライバーではがします。
柔らかくなったプラスチックを、削るように少しずつはがしていきます。
プラスチックを溶かして柔らかくするためにも、高温のドライヤーがおすすめです!
ドライヤーの温風は100℃前後の場合が多いですが、もし100℃以下のドライヤーを使用するなら、プラスチックに近づけて溶かして下さい。
溶けたプラスチックを掃除する時は、くれぐれも火傷やケガに注意して下さい!
【掃除方法】手順は簡単3ステップ
電子レンジに溶けたプラスチックがこびり付いていたら、一刻も早く溶けたプラスチックを、はがして掃除したいと思いますよね。
電子レンジの掃除は、自宅にある道具を使って簡単にできます!
掃除方法は3ステップです。
- マイナスドライバーではがす場合は、プラスチックが冷めるまでそのまま待ちましょう。
- プラスチックを柔らかくしてからはがす場合は、タオル、油、ドライヤーの3種類から選んでください。
プラスチックをはがす時は、マイナスドライバーで少しずつ、ゆっくりはがします。
水に浸して固く絞った雑巾で庫内を拭いた後、乾いた雑巾で水分を拭き取りましょう。
今後も、電子レンジの加熱で、プラスチックが溶けることがあるでしょう。
溶けたプラスチックの掃除方法を知ったあなたは、きっと難無く対処できますよ。
電子レンジでプラスチックは使える!素材別の基準紹介


電子レンジでプラスチックが溶けたことがあると、加熱時に使用できないと思いませんか?
プラスチックは、電子レンジで使えます♪
プラスチックも他の素材も、電子レンジで使う時の条件次第で、変形や発火してしまう可能性があります。
電子レンジ対応3種類と非対応2種類の容器
プラスチック | 「耐熱温度140°C以上」「電子レンジ対応」表示があれば使える。 市販弁当の容器だと「PP」は使えて「PS」は耐熱温度が低いため、使えない。 |
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ガラス | 「電子レンジ用」「耐熱ガラス製器具」「超耐熱ガラス製器具」の耐熱容器なら使える。 クリスタルガラス、カットガラス、強化ガラスは割れる可能性があり使えない。 |
陶磁器 | 水分を含んだ状態や急激な温度変化があると割れやすい。 色絵模様、金銀をあしらった容器は使えない。 |
金属 | ステンレス、アルミ、ホーローは火花や発火の可能性があり使えない。 |
木や紙 | 素材の水分の膨張や高温で割れや発火の可能性があり使えない。 |
電子レンジに使える素材3種類と、使えない素材2種類について、詳しく解説していきます!
電子レンジで使える素材を知って、発火などで電子レンジが故障しないよう参考にして下さい。
【プラスチック】耐熱温度140℃以上で使える



プラスチックが電子レンジで使えると言っても、溶けてましたよね?
プラスチックは、条件によって電子レンジで使えます。
プラスチック素材は、「耐熱温度140℃以上」「電子レンジ対応」どちらかの表示があれば、電子レンジで使えます。
スーパーで買った弁当を、容器ごと電子レンジで加熱して、プラスチックが溶けたことはありませんか?
弁当のプラスチック容器や蓋が「PS」表示の場合は、耐熱性が高くないため、電子レンジの加熱で容器が溶けることがあります。
弁当の容器や蓋が「PS」表示の場合は、弁当の中身を別の耐熱容器に移し替えるか、蓋を外してラップをかけて電子レンジで加熱しましょう。
「溶けたプラスチック容器のまま弁当を食べてしまった」という経験がある人は、大丈夫なのか不安になりますね。



お弁当と一緒に、プラスチックも食べたちゃったかも知れない。
プラスチックは縮んで変形しているだけなので、食品に混ざりません。
【ガラス】3種類の耐熱容器なら使える
ガラス製の容器は「電子レンジ用」「耐熱ガラス製器具」「超耐熱ガラス製器具」いずれかの表示があれば、電子レンジで使えます。
耐熱性のないガラス製の容器は電子レンジで使えません。
また、クリスタルガラスやカットグラス、強化ガラスは、ひびが入ったり、割れたりするので電子レンジで使えません。
【陶磁器】水を含んだ状態や急激な温度変化は割れる
電子レンジで使える陶器や磁器製の容器は、ココット皿やグラタン皿です。
しかし、陶磁器は吸水性が高いため、水分を含んだ状態で加熱すると割れやすくなります。
電子レンジの加熱で陶磁器が割れやすくなるのは、陶磁器が急激な温度の変化に耐えられないことが原因です。
他にも、冷蔵庫から出してすぐの容器が冷たい状態や、容器に少ししか食材を入れずに加熱した場合も割れる可能性があります。
色絵模様がある陶磁器製の容器は、色がはげるため電子レンジで使えません。
また、金銀をあしらった陶磁器製の容器も、火花が飛ぶため電子レンジで使えません。



私は今、金銀で火花が出た後、色褪せを起こした陶磁器製のお皿を使っています…。
【金属】火花や発火の可能性有で使えない
ステンレスやアルミなどの金属製の容器は、電子レンジで使用できません。
金属製の容器を電子レンジで加熱すると、電子レンジのマイクロ波が金属に当たって放電し、火花が出ます。
金属製の容器から出る火花は、電子レンジの故障の原因になるだけでなく、発火や火災につながる可能性もあります。
【木や紙】割れや発火の可能性有で使えない
木製や紙製の容器は、電子レンジで使用できません。
木や紙の素材に含まれる水分が膨張したり、高温になったりして、ひびや焦げ付きの原因になります。
木製や紙製の容器を、電子レンジで加熱すると、発火の危険もあります。



少し前に、木製のお椀から白い煙が出たのを見ました!
会社の昼休みに、同僚が飲もうとした味噌汁が冷めていたのでしょうね。
木製のお椀ごと加熱して、白い煙が電子レンジ内に充満していました。
少しの時間なら、電子レンジで加熱しても大丈夫と思いがちですが、電子レンジで使える素材をきちんと確かめてから使って下さい。
電子レンジを正しく使って、火花や発火などの危険を遠ざけましょう。
電子レンジでプラスチック以外の火花や爆発原因食材!





電子レンジは便利だよね。
何でも温められるしね♪
電子レンジは、どんな食材でも、無条件に温められるわけではありません。
電子レンジで加熱すると、火花や爆発を起こす危険な食材が存在します!
電子レンジを使う時に、プラスチックなどの容器だけでなく、食材も注意が必要です。
電子レンジで加熱すると火花が出る食材について、私の体験を交えながら解説していきます!
私が体験したことは、危険を伴いましたが、大事に至らずに済みました。
【水分が少ない食材】水分蒸発で火花や煙が出る
水分が少ない食材をそのまま加熱すると、食材の水分が蒸発して、煙や火花が出ることがあります。
水分が少ない食材といえば、さつまいもやじゃがいも、里芋などの芋類や、かぼちゃですね。
【乾物やドライフルーツ】水分がないため火花が出る
乾物やドライフルーツは水分がほとんどないので、電子レンジで加熱すると火花が出ることがあります。
乾物やドライフルーツといえば、身近なところでレーズンですね。
乾物は、ひたひたの水を加えて600wで2分30秒、ドライフルーツは、湿らせて600wで1分30秒で、安全に加熱できます。
【薄い皮や膜に包まれた食品】逃げ場のない水蒸気で破裂
薄い皮や膜で覆われた食品は、電子レンジで加熱すると、逃げ場のない水蒸気が食品の皮や膜を破り、破裂することがあります。
薄い皮や膜に包まれた食品といえば、ソーセージや明太子ですね。



明太子は、火花を散らしてから破裂するらしいよ
【殻のある食材】中身の温度上昇で爆発
殻のある食材を電子レンジで加熱すると、殻の中の温度が上昇して爆発します。
殻のある食材で、最初に思い浮かぶのは卵ではないしょうか。
卵は電子レンジで加熱しても火花や煙は出ませんが、蒸気の逃げ場がなくなり、圧力が上昇すると大爆発!
殻付きのなま卵やゆで卵、殻を割った卵など、どんな状態でも電子レンジ加熱で爆発する可能性があります。
間違った方法で加熱すると、プラスチックが溶ける以外にも、食材から火花や煙が出ることがあります!
水分の少ない食材、皮や膜、殻がある食材を電子レンジで加熱すると、火花、破裂、爆発を起こしてしまうので紹介した対処法を参考にしてください。
電子レンジで加熱できる食材や食品を上手に使って、電子レンジの故障や、火花、破裂、爆発などの危険を回避しましょう。
オーブン・電子レンジ用プロテクトシートは、耐熱素材。
加熱時の高温食材の焦げ付きが、庫内にこびり付くのを防ぎます。


まとめ
- 電子レンジの加熱でプラスチックが溶けた時、丁寧にはがしてから掃除する。
- 溶けたプラスチックは、冷めて固まってからマイナスドライバーなどの道具を使用するか、こびりついていたら十分に温め直してはがす。
- 電子レンジの加熱に使えるプラスチック容器は、耐熱温度140℃以上のものか「電子レンジ対応」と表示があるもの。
- 電子レンジの加熱に、金属製、木製や紙製の容器、色絵や金銀をあしらった陶磁器は、割れ、火花、発火の可能性があるため使えない。
- 水分が少ない食材、乾物やドライフルーツを電子レンジで加熱すると、水分の不足により火花が出る。
- 薄い皮や膜に包まれた食材や殻のある食材は、蒸気の逃げ場がなくなり、圧力が上昇して破裂や爆発する。
電子レンジで溶けたプラスチックを掃除する時は、電子レンジの内装がはげないよう、ゆっくりはがして下さい。
電子レンジで溶けたプラスチックを掃除して、いつまでも綺麗な状態を保ちましょう!
電子レンジに負担がかからないよう、加熱に使える素材や、食材の正しい加熱方法を知って、ずっと大事に使いたいですね。
加熱時の汚れを避けたいあなたにピッタリなのが、オーブン・電子レンジ用プロテクトシート。
庫内に敷くだけで、食品の弾け汚れや、飛び散り汚れから電子レンジを守ります。

