
初めて抱っこひもを使ったけど、足の位置はこれで合っている?
抱っこひも装着後、足の位置が正しいのか不安になりますよね。
抱っこひもは、正しい足の位置で装着しないと、赤ちゃんが股関節脱臼を引き起こしてしまう可能性があります。
- 生後3か月~4か月の乳児検診で発見されることが多い
- 大腿骨の一番上の部分が関節からはずれた状態
エルゴの抱っこひもの中には、生後3か月の足の位置を正しい位置に調整でき、首すわり前でもインサートなしで使用できるモデルがあります。
本記事では、3か月でも足の位置を調整可能なエルゴシリーズ2種類や調整方法、インサートなしで使える理由3つについて解説していきます。
おすすめのエルゴシリーズ2種類から、あなたにぴったりのモデルを選びましょう!
エルゴのオムニシリーズは、安全性を重視した設計が特徴的で、世界中のママとパパから信頼されている抱っこひもです。


エルゴ3か月で足の位置調整可能!お勧め2種類の特徴


エルゴの抱っこひもは全部で6種類あります。
商品名 | 対象年齢 | 抱っこの種類 | 素材 |
---|---|---|---|
オムニブリーズ | 0~48か月 | 4種類 | メッシュ |
オムニドリーム | コットン | ||
アダプトソフトフレックス | 0~48か月 | 3種類 | メッシュ |
アダプトソフトタッチ | コットン | ||
アウェイ | 4~36か月 | 2種類 | ポリエステル |
エンブレース | 0~12か月 | 2種類 | ポリエステル |
3か月でも使用可能なエルゴ抱っこひもは、オムニシリーズ、アダプトシリーズ、エンブレースです。
3か月でも使用可能なエルゴ抱っこひもの中で、特におすすめは「オムニシリーズ」「アダプトシリーズ」の2種類です。
- 0~48か月まで長く使用できる
- 足の位置を3段階に調整可能
- 頭部を3段階調整でサポート



どちらも足の位置が調整可能なのね!
じゃあ、どちらを選べばいいの?
この章では、3か月で足の位置調整可能なエルゴの2シリーズについてだけでなく、正しい装着方法まで詳しく解説していきます。
おすすめ2種類のそれぞれの特徴と装着方法を知り、あなたに合ったエルゴ抱っこひもを選びましょう!
【徹底解説】オムニシリーズとアダプトシリーズの特徴
3か月でも使用可能で、エルゴ抱っこひもでおすすめなオムニシリーズとアダプトシリーズの特徴について、紹介していきます。
オムニシリーズの特徴
- 足の位置を3段階に調整可能な「シートアジャスタータブ」が付属
- 頭部を3段階でサポートする「ヘッド&ネックサポート」が付属
- 4種類の抱き方に対応し、前向き抱き、対面抱き、腰抱き、おんぶが可能
- 前向き抱きから対面抱き・腰抱き・おんぶへ、ワンタッチで変更可能
前向き抱きがしたいなら、迷わずオムニシリーズを選びましょう!
オムニシリーズは、エルゴ抱っこひもの中で最も多い4種類の抱き方に対応しており、アダプトシリーズではできない前向き抱っこも可能です。
ワンタッチで抱っこの向きを変更できる「シートアジャスタースライダー」が付属するのも、オムニシリーズのみの特徴です。


引用 エルゴベビー公式サイト
オムニシリーズは、4通りの抱っこスタイルができるので、成長に合わせた使い方ができ、赤ちゃんとのお出かけが楽しくなります。


【アダプトシリーズの特徴】
- 足の位置を3段階調整可能な「シートアジャスタータブ」が付属
- 頭部を3段階でサポートする「ヘッド&ネックサポート」が付属
- 3種類の抱き方に対応しており、対面抱き、腰抱き、おんぶが可能
- 赤ちゃんの太ももからひざ裏まで支える「フロントストラップ」が付属
前向き抱きが不要で、赤ちゃんに合わせた調整がしたいなら「アダプトシリーズ」がおすすめです!
アダプトシリーズは赤ちゃんの太ももからひざ裏までを支える「フロントストラップ」が付属しており、赤ちゃんに合わせて3段階に調整が可能です。


引用 エルゴベビー公式サイト
新生児の足の位置は最も内側ですが、成長とともにフロンとストラップを外側へ調整すると、自然な座り姿勢である「M字型」の姿勢を維持できます。
信頼のエルゴブランドだからこそ、赤ちゃんの安全を第一に考えた設計で、安心して使用できる抱っこひもです。


【調整方法】シートアジャスタータブで簡単調整
オムニシリーズとアダプトシリーズは、足の位置を3段階調整可能な「シートアジャスタータブ」が付属しています。
ウエストベルトの内側に、シートアジャスタータブがあります。


引用 エルゴベビー公式サイト
シートアジャスタータブはカラーガイドがあり、赤ちゃんの身長に合わせて直観的に調整が可能です。
カラーガイド | 調整幅 | 目安時期 |
---|---|---|
A(赤) | 50.8cm~61cm | 0~3か月 |
B(黄) | 61cm~71cm | 3か月~9か月 |
C(青) | 71cm~ | 9か月~48か月 |
オムニシリーズとアダプトシリーズでは、若干シートアジャスタータブの形が異なりますが、カラーガイドと身長の目安は同じです。
購入した状態のまま使用すると、足の位置が合わず股関節脱臼を引き起こす恐れがあるため、必ず装着前に調整しましょう!
また、一度調整して終わりではなく、赤ちゃんの身長を時々確認して、適切な位置にカラーガイドをセットしてあげましょう。
装着後のチェックポイント!NGな時の解決方法も紹介
足の位置が調節できたら、正しく抱っこできているか確認してみましょう。
チェックポイント
- 足の股関節が開いているか
- 膝がおしりよりも上がったM字の姿勢(自然な座り姿勢)になっているか



M字の姿勢になっていないかも…。
チェックポイントがNGだった場合の解決方法はこちら。
- おしりから膝裏までに合わせて、シートアジャスタータブを調節する
- 抱っこひもの両脇から手を入れて、赤ちゃんが抱っこひもの底面に深く座る姿勢になるように整える
- おしりから膝裏までに合わせて、シートアジャスタータブとフロントストラップを調節する
- 抱っこひもの両脇から手を入れ、赤ちゃんが抱っこひもの底面に深く座る姿勢になるように整える
これで、赤ちゃんの足の位置も快適な場所に落ち着いたのではないでしょうか?
抱っこひもに慣れるまでは大変ですが、装着状態を鏡で確認しながら調節してみてくださいね。
エルゴは3か月頃の首すわり前も頭部を支えてくれる!





3か月だと、まだ抱っこひもは使えないんじゃない?
生後3か月から4か月頃になると首がすわり始めますが、発達は個人差があるため不安ですよね。
エルゴのオムニシリーズとアダプトシリーズは、首すわり前の赤ちゃんの頭部を支えてくれるヘッド&ネックサポートが付属しています。
ヘッド&ネックサポートを使用すると、赤ちゃんの首をしっかり支えてくれるので、安心して抱っこできます。



ヘッド&ネックサポートで調整できるのね!
この章では、赤ちゃんの頭部を支えてくれるヘッド&ネックサポートの調整方法や、首すわり前後での使い方について紹介します。
首すわり前やお昼寝中の赤ちゃんとお出かけする時も、エルゴ抱っこひものヘッド&ネックサポートを使えば安心してお出かけができます。
【首すわり前】3段階調整で赤ちゃんの頭部を支える
ヘッド&ネックサポートは、月齢と状態に応じて3段階調節できます。


引用 エルゴベビー公式サイト
0~6週の赤ちゃんの場合は、ヘッド&ネックサポートを内側に折り込み、下のボタンに留めます。
クッションを内側にすると、赤ちゃんの首をしっかりと支えられます。
7週目以降は外側に折りたたんで下のボタンに留めて使用します。
首の筋肉がつき始めると、周りを見るために首を動かすので、クッションを外側に出してゆとりを持たせましょう。
耳が完全に外にでてしまっている場合は、ヘッド&ネックサポートを立ち上げて使用し首を支えてあげましょう。
ヘッド&ネックサポートが正しい位置にない場合、首が支えられずぐらぐらして危険です。
抱っこした後、赤ちゃんの首が安定しているかしっかり確認しましょう。
【首すわり後】抱っこ中のお昼寝でも安定性があり安心



首もすわったし、ヘッド&ネックサポートはもういらない?
生後3か月から4か月頃に首がすわった後も、ヘッド&ネックサポートは活躍します!
抱っこ中に赤ちゃんが寝てしまったら、ヘッド&ネックサポートを立ち上げると、首を支えられます。
お昼寝の時や寝かしつけにも便利な機能ですね。
赤ちゃんが3か月以降になっても、ヘッド&ネックサポートを活用していきましょう。
エルゴが3か月でもインサートなしで使える理由3つ紹介


エルゴのオムニシリーズとアダプトシリーズは、3か月でもインサートなしで使用可能です。
インサートは、赤ちゃんの自然な姿勢である、背中のC字カーブとM字開脚をサポートするアイテムです。
生後2週間~3か月頃の赤ちゃんを抱っこする時に、抱っこひもと一緒に使用します。
インサートの追加購入が不要で、長く使えるエルゴ抱っこひもは家計にも優しいですね。
この章では、エルゴの抱っこひもが3か月でもインサートなしで使える理由を3つ紹介します。
3つの理由を知れば、本当にエルゴ抱っこひもをインサートなしで使用していいのか悩んでいるあなたも、安心してお出かけできます!
【理由1】赤ちゃんの成長に合わせて調整できる
オムニシリーズとアダプトシリーズは、赤ちゃんの成長に合わせて、太ももから膝裏まで支える機能がついているため、インサートなしで使えます。
シートアジャスタータブで、足の位置が調整できるため、どの身長の赤ちゃんも股関節が開いたM字型の姿勢をキープできます。
アダプトシリーズは、フロントストラップもついているため、赤ちゃんの成長にも対応しやすいです。
【理由2】ヘッド&ネックサポート機能がついている
オムニシリーズとアダプトシリーズは、赤ちゃんの首を支える、ヘッド&ネックサポートがついているため、インサートなしで使えます。
オムニシリーズとアダプトシリーズは、月齢と状態に応じて3段階に調節できる、ヘッド&ネックサポート機能が付属しています。
ヘッド&ネックサポートを使用すると、首すわり前の赤ちゃんの頭部を、しっかりとサポートできます。
【理由3】姿勢が安定しやすく赤ちゃんの負担軽減
エルゴの抱っこひもは、国際股関節形成不全研究所(IHDI)が推奨しているため、安心して使えます。
国際股関節形成不全研究所 (IHDI) は、股関節異形成に苦しむ人々の健康と生活の質を改善するための、国際的な非営利組織です。
股関節形成不全の予防から治療までを推進し、教育と支援活動を行っています。
オムニシリーズとアダプトシリーズは、国際股関節形成不全研究所(IHDI)認定抱っこひもです。
立体縫製なので、赤ちゃんの背中やおしりにかかる圧力が分散するため、赤ちゃんの負担が軽減されて姿勢が安定しやすい作りです。
さらにオムニシリーズとアダプトシリーズは、SGマークを取得したSGマーク認定商品でもあります。
赤ちゃんに使う抱っこひもの安全が保障されているのは安心ですよね。
まとめ
- エルゴの抱っこひものうち3か月で足の位置が調整可能なのは、オムニシリーズ、アダプトシリーズ、エンブレースの3種類。
- オムニシリーズとアダプトシリーズは、シートアジャスタータブで成長に合わせて足の位置を調整可能なため特におすすめ。
- オムニシリーズとアダプトシリーズは、月齢に応じて3段階調整できるヘッド&ネックサポートにより、首すわり前の頭部も支えてくれる。
- オムニシリーズとアダプトシリーズは成長に合わせた機能により、インサートなしで0~48か月頃まで長く使用可能。
- エルゴの抱っこひもは、赤ちゃんの安全性を国際股関節形成不全研究所(IHDI)が認定しており、3か月でもインサートなしで使える。
エルゴの抱っこひもは、赤ちゃんもパパママもうれしい機能がたくさんあります。
ただし、いくら多機能でも正しく装着しないとその能力を最大限に発揮できません。
抱っこひもを正しく付けて、赤ちゃんとの安全なお出かけを楽しみましょう!
正しい付け方に迷った時は、本記事を参考にして頂ければ幸いです。
エルゴのオムニシリーズは、調節が簡単で、ママだけでなくパパも使いやすい設計になっています。
新生児から幼児まで使えるオールインワンの抱っこひもで、長く愛用できる点が魅力!

