
物件選びの時、家族に相談したら「インターネット無料物件はやめとけ」と言われた。



「インターネット無料の賃貸物件はやめとけ」という口コミを見たよ!
インターネット無料をうたっている物件が「やめとけ」と言われる理由は3つあります。
入居後に後悔しないために、なぜインターネット無料の物件は「やめとけ」と言われているのか、詳しく見ていきましょう。
本記事を読めば、自分に合った賃貸物件選びができます!
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インターネット無料はやめとけと言われる理由は3つ!


「インターネット無料物件はやめとけ」と言われるのは、インターネットをよく使用する人にとっては回線が遅く感じる場合があるからです。



インターネットが遅いから、無料だと良くないってことなんだね?
それだけに留まらず、インターネット無料はやめとけと噂される理由は全部で3つあります!
物件によっては、入居後に個別でインターネット回線を引こうと思ってもできない場合、相場よりも家賃が高いといった場合があります。
インターネット無料物件を検討している場合、家賃だけでなく、入居後に個別契約や工事しても良いか確認する必要があります。
不便さを感じてからでは遅いので、なぜ「インターネット無料物件はやめとけ」と言われるのか、3つの理由を詳しく見ていきましょう。
インターネット無料物件が「やめとけ」と言われる理由を知れば、賃貸物件選びで後悔しない物件を選べます。
【理由1】配線方式によっては回線速度が遅い
物件で採用されている配線方式によっては、回線速度が遅いため、インターネット無料物件は「やめとけ」と言わざるを得ないでしょう。



「配線方式」とは、電柱から建物にインターネット回線を引き込む方式のことです!
インターネットの配線方式には3つの種類があります。
配線方式 | 速度 | 使用回線 | 接続 |
---|---|---|---|
光配線方式 | 速い | 光回線 | 各戸 |
LAN方式 | 遅い | LANケーブル | 建物全体でシェア |
VDSL方式 | 遅い | 一般電話回線 | 建物全体でシェア |
LAN方式とVDSL方式は、光回線から別のケーブルに切り替えられて繋がっているため、回線速度は遅くなります。
LAN方式とVDSL方式は1本の回線を建物全体でシェアしているので、混雑しやすく、回線速度が遅くなりやすいです。
インターネットの回線速度が遅いと、動画が頻繁に途中で止まったり、オンラインゲームのプレイ中に画面が落ちたりします。
一日の中で頻繁にスマホやPCに触れてインターネットを使用する人の場合は、回線速度が遅いと不便さを感じるでしょう。
私の家も今は光配線方式ですが、VDSL方式だった時はインターネットで調べ物をしていても、次のページがなかなか開かず困っていました。
光回線の工事をした時、業者の人から「インターネットで検索した時、今までよりも速くページが開くようになりますよ」と言われました。



光配線方式の物件なら、インターネット無料でも回線は遅くならないってこと?



いいえ、光配線方式にも2種類あって、回線速度が遅い場合があるので注意が必要です!
光配線方式は、他の配線方式と比べて回線速度は速いですが、それは1本の回線を建物全体でシェアしていなかった場合です。
集合住宅で採用されている光回線には、2つのタイプがあります。
- 戸建てタイプ(※)
一軒家と同じ配線方式で、各戸で回線を占有できる。
- マンションタイプ
1本の光回線を建物全体でシェアする。
- プロバイダによって名称が異なる場合があります。
同じ光配線方式でも、マンションタイプだと1本の光回線をシェアするので、回線が混雑した際に速度が落ちる場合があります。
不動産屋で「光配線方式なので回線速度は速いですよ」と勧められたとしても、戸建てタイプか確認した方が良いでしょう。
【理由2】個別の回線契約や工事ができない
賃貸物件によっては、入居後に個別で回線契約や工事ができない場合があるので、注意が必要です。
光回線のコンセントがあれば個別契約できることもありますが、なかった場合は光回線を引くために工事が必要になります。
工事をせず自分で光回線のコンセントを取り付けることはできません。
回線工事をするとなると、扉や天井、壁などに穴をあけなくてはいけない場合があるので、工事自体がNGになっているケースがあります。
インターネットが無料の物件だと、入居後に個別で回線契約や工事ができない場合があるので、注意が必要です。
退去する際は撤去工事費用を自費で負担しなければならない場合もあるので、本来負担する必要がなかった費用がかさんでしまいます。



そうなるとインターネット無料の物件に住んでいる意味がない気がするなあ…。
あなたがインターネット無料の物件を検討しているなら、入居後に予定していなかった出費が必要になるリスクを考えた方が良いです。
不動産屋でインターネット無料物件の説明を受ける時、入居後に回線の個別契約や工事ができるか必ず確認しましょう。
【理由3】実質インターネット無料ではない
「インターネット無料!」をうたっていたとしても、実は無料ではなく、家賃に上乗せされている可能性があります。
同じ地域のインターネット無料ではない物件の家賃と比較して、5000円前後高い場合は、家賃に上乗せされていると思って良いでしょう。
月々の通信費がこっそり家賃に上乗せされていると、相場よりも家賃は高く設定されています。
インターネット無料の物件を検討している時は、必ず同じ地域のインターネット無料ではない物件と家賃を比較して相場を知っておきましょう。
Wi-Fiが共有スペースしか設置されていなければ、ルーターは個人で購入して自分の部屋に設置する必要があります。
ルーターが部屋に設置されていなければ、入居してすぐにインターネットは使えないので、注意してください。



家賃だけでなく、Wi-Fiの設置状況についても、契約の際はしっかり確認する必要があるね!
インターネット無料賃貸で回線が遅かった時の対策3選!


インターネット無料の賃貸物件だと思って入居したのに、回線が遅くてインターネットが使えない時は、3つの対策があります。
まずはルーターを部屋に設置してみて、回線速度が改善しなければインターネット回線の個別契約を検討しましょう。
ホームルーターかモバイルルーターを契約するのは、2つの方法で解決しなかった場合の最終手段です。
インターネット回線を個別に契約する許可が下りたら、大家さんや管理会社のオーナーと家賃交渉するのもありです。
インターネット無料物件に住んで後から後悔したとしても、入居後にできる対策はありますので、できることからやっていきましょう。
インターネット回線が遅いと感じた時の対策3つについて、詳しく解説していきます。
【対策1】ルーターを自分で設置する
部屋にルーターが設置されていないと回線速度が遅いので、ルーターを自分で購入する必要があります。
最初から部屋にルーターが設置されていれば回線速度は安定しますが、設置されていなければ自分で設置すると回線速度を改善できます。
光回線のコンセントがなければ、工事が必要になりますので、大家さんや管理会社に相談してみましょう。
【対策2】大家さんや管理会社に相談する
「インターネット回線の速度が遅いな」と感じた時は、大家さんや管理会社に相談してみましょう。
賃貸物件によっては、インターネット回線の個別契約や工事を許可してもらえます。
インターネット無料の物件に住んでいるのに、月々の通信費がかかるようになったら、メリットがないと思いませんか?
住んでいる周辺地域を探せば、インターネット無料ではない賃貸物件でも、安い家賃の物件が見つかるかもしれません。



でも、すぐに引っ越しなんてできないし…。
インターネット無料ではない物件に引っ越せば良いのですが、実際には仕事や契約の都合ですぐに引っ越しできない人が大半でしょう。



月々の家賃が通信費の分安くなれば、今のところに住み続けたいのに。
家賃を下げて欲しい時も、大家さんや管理会社へ連絡してみましょう。
入居後に家賃交渉できるケース
家賃交渉できるケースを3つまとめましたので、気になる項目右端の逆三角を押して確認してください♪
日陰になる要因や騒音問題が起きている
「日陰になる大きな建物が建った」「騒音の原因が増えた」「高速道路や交通量の多い道路が開通した」は絶好のチャンス!
家賃交渉は、自分が住んでいる建物を取り巻く環境が変わった時や更新時にすると成功しやすいです。
同じような条件の賃貸物件と比べて家賃が高い
大家さんは自分が管理する物件に長く住んでもらって、安定した家賃収入が欲しいと思っています。
他の賃貸物件に目移りして退去されてしまうのは、なるべく大家さんも避けたいでしょう。
階層や部屋の間取り、内装、築年数が似ている他の物件と比較した上で交渉すれば、家賃交渉の成功率は上がります。
住んでいる物件に空室が多い
閑散期で空き室が目立つ時期は家賃を安く設定して入居者を確保している場合があります。
閑散期は引き止めの意味も込めて家賃を下げてもらえるチャンスです。
不動産屋の担当者にも家賃交渉したい意思と理由を伝えれば、協力してもらえることもあります。
個別契約後の家賃交渉では、他の賃貸物件と比べて家賃が高ければ、そのことも伝えて交渉しましょう。
通信費の出費の分を下げて欲しいだけだと通りにくいので、家賃を下げてもらえそうな他の要因があれば伝えましょう。
家賃は値下げしない方針の大家さんでも、閑散期や建物の周辺環境に変化があった時期なら交渉に応じてもらえる可能性は高くなります。
家賃交渉できたとしても、最終決定は大家さん次第なので必ず成功するとは限りませんが、丁寧に理由を話せば検討してもらえるでしょう。
家賃交渉を成功させるためのポイント
家賃交渉で大事なポイントは4つありますので、気になる項目右端の逆三角を押して確認してください♪
家賃を滞納していない
家賃を滞納していると、大家さんや管理会社からの印象は悪いです。
大家さんにとって「長く住み続けて欲しい人」でないと家賃交渉に応じてもらえません。
家賃を滞納していないことが大前提です。
他の入居者とトラブルを起こしていない
他の入居者とトラブルを起こしたりするような人も大家さんや管理会社からの印象が悪いです。
普段から他の部屋に住んでいる人とはトラブルにならないよう気を付けて生活しましょう。
交渉前に必ず大家さんや管理会社に連絡する
家賃交渉は金銭が絡んでくる大事な話です。
時間を取ってもらえるよう、大家さんや管理会社には、電話や手紙で事前に連絡するようにしましょう。
管理会社を通じてしか連絡を取っていないオーナーなら、店子と面識がない場合もあります。
面識がないオーナーにいきなり連絡するのは失礼になるので、できればオーナー宛てに手紙も送りましょう。
管理会社に電話連絡した上で、オーナー宛てに手紙も送れば、より丁寧な印象を与えられます。
クレーマーにならない
一番大事なポイントですが、あくまでも家賃交渉は自分から大家さんに家賃を下げてもらうよう「交渉」するものです。
今住んでいる物件のインターネット環境が悪くても、「家賃を下げてもらって当然」という態度を取らないようにしましょう。
「長く住み続けたいので、家賃を通信費にかかる分だけでも下げていただけると助かるのですが…」と言えば良いです。
長く住み続ける意思があるなら、大家さんも交渉に応じてくれやすくなります。
4つのポイントのどれか1つでも欠けていたら、家賃交渉はできないと思ってください。
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【対策3】ホームルーターかモバイルルーターを契約する
回線工事の許可が下りなかった時の最終手段として、ホームルーターかモバイルルーターを契約すると良いでしょう。



ホームルーターとモバイルルーターって何が違うの?
ホームルーターとモバイルルーターは、「据え置き型」か「持ち運び型」かの違いがあります。
ホームルーターとモバイルルーターどちらも、工事不要ですぐに使えて、購入かレンタルか選択できます。
ホームルーターとモバイルルーターの違い
電源 | 速度 | 安定 | |
---|---|---|---|
ホームルーター | コンセント式 | 速い | 安定 |
モバイルルーター | 充電式 | 場所次第 | 場所次第 |
ホームルーターはコンセントに接続すればすぐに使えますが、据え置き型なので持ち運びができません。
その代わり、電力源から直接電力を引けるので、モバイルルーターよりも回線速度は速く、安定しています。
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面倒な工事や設定は一切不要です。





出張や引っ越しが多い人は、安定性があるホームルーターが良いね!



カフェなど、外で利用する機会が多いならモバイルルーターよね♪
モバイルルーターはホームルーターと違い、ケーブルなしで使えるので設置場所を取りません。
ホームルーターもモバイルルーターも、固定回線を個別契約して使うよりも月々の料金を安く抑えられます。
賃貸物件や一軒家問わず、固定回線の代わりにホームルーターやモバイルルーターを購入して使う人は増えています。
私は今住んでいる家に引っ越してから、光回線工事するまでしばらくの間、モバイルルーターを利用していました。
モバイルルーターは、多少遅く感じる時もありましたが、不便を感じるほどではなかったのでおすすめできます。
頻繁にオンラインゲームするなら回線の安定度に不安はありますが、動画鑑賞やスマホアプリでゲームするだけなら十分です。
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ポータブルWiFiルーターなので、自宅だけでなく外出先も旅行中も、高速インターネットが楽しめます。


インターネット無料物件との違い!完備と対応の特徴!


賃貸物件は「インターネット無料」だけでなく「インターネット対応」「インターネット完備」といった物件があります。
最初から「インターネット無料」の物件に絞り込むのではなく、他の条件も鑑みて総合的に判断した方が良いです。
「インターネット完備」と「インターネット対応」は通信費無料ではないですが、それぞれに自分のこだわりを叶えられるメリットがあります。
インターネット環境で「これは譲れない」という条件があるなら、「インターネット無料ではない物件」も視野に入れて物件選びをしましょう。
「インターネット無料ではない物件」2種類について解説しますので、後悔しない物件選びの参考にしてください。
「インターネット完備」と「インターネット対応」の違いを理解すれば、自分の理想とする物件のイメージがより固まるでしょう。
【完備】Wi-Fi接続するだけ!ルーター準備必要ケースも
「インターネット完備物件」とは、インターネット回線が既に各部屋に引かれている物件なので、多くがWi-Fi接続するだけでOK!。
インターネット完備物件の最大のメリットは面倒なプロバイダ選びや契約が不要なことです。
Wi-Fiルーターを用意しなければならないこともあるので、事前に確認しておきましょう!
インターネット完備物件は、月々の家賃にインターネット料金が含まれている物件なので、「インターネット無料」とは区別されています。
物件が契約しているプロバイダが好みのプロバイダなら、「インターネット完備」も候補の中に入れて物件選びをすると、選択肢が広がるでしょう。
【対応】プロバイダ契約は別で必要
「インターネット対応物件」とは、共有スペースまではインターネット回線が引かれていますが、各部屋に回線を引くには工事が必要な物件です。
自分が契約したいこだわりのプロバイダがある人に、「インターネット対応物件」はおすすめです。
しかし、少しでも手間を少なくしたい人に「インターネット対応物件」はオススメできません。



「インターネット対応」と表記されている物件にはこんな注意点も!
- 共有スペースまで引かれている回線が光回線ではなく一般電話回線の可能性がある
- 既に各部屋に光回線が引かれている場合もある
一般電話回線を使用した配線方式はインターネットの回線速度が遅いです。
光回線がつながれている前提でいると、工事後に回線速度の遅さから不便さを感じるので、注意する必要があります。
既に光回線が各部屋に引かれていれば工事は不要なので、細かい部分は物件選びをする時にしっかりと担当者に確認しましょう。
まとめ
- インターネットの配線方式は光配線方式が一番速いが、1本の回線を集合住宅全体でシェアしている場合は回線速度が遅くなる。
- インターネット無料物件やめとけと言われる理由は、回線速度が遅い、個別工事ができない、実質インターネット無料ではない場合があるため。
- 据え置き型のルーターを部屋に設置しても回線速度が改善されない場合は、大家さんや管理会社に相談して個別契約や工事をしても良いか相談する。
- プロバイダの個別契約や工事ができない場合は、モバイルWi-Fiルーターを購入して据え置き型のWi-Fiルーターの代わりにする。
- 「インターネット完備」の物件は、面倒なプロバイダ選びや契約は不要、ルーターのみ必要な場合がある。
- 「インターネット対応」の物件は、プロバイダ契約、工事の手配、ルーターの準備を自分でする必要がある。
インターネット無料物件はあまりインターネットを使わない人にはおすすめできますが、大半の人は1日のインターネットの使用頻度が高いでしょう。
私も動画を観たり頻繁にオンラインゲームをしたりするので、プロバイダやルーター選びには時間をかけてかなりこだわりました。
インターネット環境にこだわりのある人は、ぜひ本記事を参考にして、インターネット無料ではない物件も視野に入れて物件選びをしてください。
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