カメムシは色が変わる種類もいる!特徴とシミやニオイの落し方も紹介!

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街中でよく見かけるカメムシの色は、ほとんどが緑色や茶色ですね。

私はカメムシが、成長途中で緑色から茶色に色が変わるのだと思っていました!

カメムシには季節に応じて体の色が変わる、チャバネアオカメムシという種類が存在します。

季節で色の模様替え!
普段はどこに出没しやすいの?

一般的にカメムシは白い色や、暖かい場所を好む習性があります。

だから、白い洗濯物に、よく張り付いていたのね!

この記事では、冬前に色が変わるチャバネアオカメムシや、そのほか身近にひそむカメムシ全3種の特徴について詳しく解説していきます。

カメムシから洗濯物を守る対策や、カメムシから付けられた頑固なシミの落とし方も紹介します。

カメムシ対策することで、カメムシとの遭遇やカメムシの侵入を防いで、快適な日常を手に入れましょう。

スッキリとした香りのハッカ油は、カメムシ対策の優れもの! 
   
網戸、ドア枠などに吹きかけて、カメムシの侵入をブロックしましょう!

目次
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カメムシには色が変わる種類もある!色ごとに特徴を紹介!

日本ではたくさんの種類のカメムシが確認されています。

カメムシの種類は世界ではなんと40,000種類、日本でも1,300種類あるとも言われています。

さらに、毎年新しい種類のカメムシが発見されているそうですよ。

まだ増え続けているの?!
カラーバリエーションまで増えたらもっと気持ち悪いわ!

カメムシは「緑」てイメージだったけど、色が変わるカメムシもいるんだよね?

チャバネアオカメムシは、体の大部分が黄緑色ではねが茶色いですが、秋が深まると全身が茶色に変わるカメムシです。

私たちが見かける機会が多いカメムシは「チャバネアオカメムシ」「ツヤアオカメム」「クサギカメムシ」。

緑色や茶色のカメムシが身近な存在で、ときには大量発生で問題になることもあり、世間を騒がせていますね。

種類見かける場所
緑色と茶色チャバネアオカメムシ窓や蛍光灯に張り付く
枯葉に紛れる
緑色ツヤアオカメム窓や蛍光灯に張り付く
茶色クサギカメムシ洗濯物につかまって暖を取る

季節に応じて色が変わるチャバネアオカメムシや、私たちの身近なところでよく目にするカメムシの特徴について詳しく見ていきましょう!

【緑色と茶色】色を変化させるチャバネアオカメムシ

夜に街灯のまわりを飛び回り、蛍光灯にパシパシッと体当たりしているのを、よく見かけますが、チャバネアオカメムシであることが多いです。

色が変わるカメムシの中で、身近に潜んでいるのが「チャバネアオカメムシ」。

チャバネアオカメムシの特徴

体は黄緑色、はねが茶色
体の特徴季節で体の色を変える
見かける場所窓や蛍光灯に張り付いている
枯葉に紛れる

チャバネアオカメムシの体は黄緑色で、はねの部分が茶色くなっていて、体長は10ミリ前後です。

カメムシの中には、成虫になってから色合いが変わる種類もあり、チャバネアオカメムシもその一種。

幼虫の段階では明るい色でも、成虫になるとまわりの環境に合わせて暗めの色に変わるカメムシが多いです。

チャバネアオカメムシは、季節で体の色が変わるのよね?

そうなんです!
はねにあった茶色の部分が越冬前に全身に広がり、越冬後に元の色合いに戻ります。

チャバネアオカメムシの体は元々2色ですが、季節に合わせて緑色から茶色になるカメムシです。

枯れ葉が増えてくる時期には、チャバネアオカメムシの周りの枯れ葉に似た色に変わるのでしょうね。

チャバネアオカメムシは体の色を、緑色から茶色になることで、周りの色と同化して身を隠しています。

【緑色】光に集まる身近な存在ツヤアオカメムシ

緑色のカメムシは、葉っぱに擬態して身を守ることが多く、ツヤアオカメムシが代表的です。

ツヤアオカメムシの特徴

緑色
体の特徴光沢感がある
見かける場所窓や蛍光灯に張り付いている

ツヤアオカメムシの外観的特徴はツヤツヤでまるでニスを塗ったような光沢感があります。

体長は15ミリ前後でカメムシとしては比較的大型です。

夜に光を求めて、コンビニやガラス戸に張り付いているカメムシの正体は、このツヤアオカメムシです!

ツヤアオカメムシは、雑木林の周辺でもよく見られ、桜、桑の実の汁を吸って生存しています。

また、柿、梨などの果実を加害することから、果樹カメムシとも言われています。

【茶色】洗濯物に張りつく常習犯はクサギカメムシ

茶色のカメムシは土や木の皮に溶け込んで、見つけにくい色をしていることが多く、クサギカメムシが代表的です。

クサギカメムシの特徴

茶色
体の特徴ツヤのない暗褐色の体に黄褐色の斑点がある
見かける場所洗濯物につかまって暖を取る

クサギカメムシの外観的特徴は、ツヤのない暗褐色の体に黄褐色の斑点がたくさんあり、体長は15ミリ前後です。

クサギカメムシは、林や森から住宅街に飛来し、成虫は秋口から冬になると、人家に入り込み屋根裏などで冬を越します。

クサギカメムシは、寒い冬が近づくと、暖かい日中に活動し、カーテンや洗濯物につかまり暖を取ります。

クサギカメムシは、名前の通り草が好きなの?

クサギカメムシは、クサギ(臭木)という木でよく見られることが名前の由来です。

臭木の他にも、スギやヒノキなどの針葉樹、サクラやナシなどの広葉樹の汁を吸って生存しています。

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カメムシは色の白い物を好む!洗濯物を守る対策3つ紹介

カメムシがワイシャツやタオルなどの白い洗濯物についていたり、白い壁に集まっていたりするのを見かけることが多いのではないでしょうか。

カメムシは、白い色に反応する習性があり、暖かい場所を好みます。

天日干しをして暖かくなった洗濯物は、カメムシにとって最適の居場所だね!

しかし、せっかく綺麗に洗った洗濯物にカメムシがついていたらガッカリしますよね。

洗濯物をカメムシから守る対策は、3つあります。

カメムシから洗濯物を守る対策3つについて、詳しく見ていきましょう!

簡単にできる洗濯物対策で、カメムシの恐怖から解放された洗濯時間を取り戻しましょう。

【対策1】部屋干しで物理的にシャットアウトする!

カメムシから洗濯物を守る1番の対策は、部屋干しすることです。

カメムシが大好きな白い色の洗濯物を部屋干しすると、カメムシが洗濯物に張り付く被害を受けません。

でも、「洗濯物を部屋干しするのは抵抗あるな。」という方もいるのではないでしょうか?

抵抗は無いけど、ずっと部屋干しというわけにもいかないよ…。

布団はさすがに部屋干しできないわ。

どうしても外干ししたいというあなたに、外干しのカメムシ対策を紹介しますので、次の項目を見ていきましょう。

【対策法2】カメムシの嫌いな匂いで寄せ付けない!

カメムシはミントやハッカのスーッとする匂い成分が苦手と言われています。

洗濯物を干すスペースに鉢植えのミントを置くとカメムシが寄り付くのを防ぐのに良いですね。
鉢植えを置くスペースがない方もご心配なく!

ハッカ油を薄めた液を作成し、壁や地面、物干し竿の土台に振りかけておくと、カメムシが洗濯物に近づきにくいです。

ハッカ油を薄めた液をスプレーボトルに入れておけば、いざという時に簡単に使えそうね♪

これでカメムシを寄せ付けにくくできます!

人間には心地よい香りでも、カメムシには不快なハッカ油は、安全で環境に優しいカメムシ対策!

ベランダ、玄関、窓枠など、カメムシが出やすい場所にスプレーして侵入を防ぎましょう。

【対策3】外干しするなら防虫洗濯干しネットを活用!

外に干す、白い洗濯物を守ってくれる心強いアイテムが、防虫洗濯干しネットです。

防虫洗濯干しネットは、簡単に組み立てられるタイプや、蚊帳のように吊り下げタイプがありますよ。

白い洗濯物を覆ってカメムシの侵入を防ぐためには、1ミリや1.5ミリなどのなるべく細かい網目の防虫ネットが望ましいです。

白い色はカメムシが好む色なので、黒っぽい防虫洗濯干しネットを選びましょう。

衣類をカメムシから物理的にガード!
防虫洗濯干しネットは簡単にセットでき、忙しい毎日にもピッタリの便利アイテムです。

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カメムシで変色シミの落とし方重要!服と手の洗浄手順!

カメムシは危険を感じると、刺激性のあるアルデヒドを主成分とした分泌物を体から出す習性があります。

カメムシの分泌物が少量付着するだけならニオイだけで済みますが、カメムシに気付かずに素手で触ってしまったら、どうなると思いますか?

カメムシの分泌物が直接皮膚や衣服に付着すると、ニオイだけじゃなく分泌物の色がシミになることがあります。

ひどい場合は、皮膚炎になるので、痛みがあれば、すぐに皮膚科受診することをおすすめします!

カメムシの分泌物は、水に溶けにくい性質があるので水洗いだけではなかなか取れません。

カメムシ分泌物の色がついた洋服のシミや、皮膚についたニオイの落とし方を解説します。

カメムシに触れた時の落とし方を把握して、悪臭や洋服についたシミに悩まされることなく過ごしましょう!

【衣服】簡単3ステップ♪シミ抜きしてから洗濯する!

お気に入りの洋服にカメムシのシミがついたら、怒りが込み上げて来ますよね!

カメムシにつけられた洋服のシミの落とし方には3つの手順があります。

カメムシのシミは色素沈着して、とても取れにくいので、シミに気付いたら早めに試して下さいね。

STEP
布で分泌物を吸収する

分泌物が付着した直後なら、乾いた布やタオルで軽く叩き、洋服についた分泌物を吸収させます。

STEP
酸素系漂白剤でシミを叩く

洋服のシミの部分の下にタオルを敷いて、シミに向かって酸素系漂白剤を数滴垂らします。

次に、シミの成分が、シミ部分の下に敷いたタオルに移るように、柔らかいブラシを使ってトントンと叩きます。

ブラシで叩く時に、洋服の色が落ちてしまわないか、見えない部分で確認しましょう。

STEP
洗濯用洗剤で普段通りに洗濯をする

シミの部分が、輪ジミにならないように、よく水ですすいだ後、普段通りに洗濯します。

今回ご紹介したシミの落とし方で、カメムシのシミは効果的に取り除けます。

洋服についたシミの落とし方を覚えておくと便利ね!

どうしてもカメムシのシミが色素沈着して落ちない時は、染み抜き専門やクリーニング店で、染み抜き依頼しましょう。

【手】油でこすってハンドソープで洗浄する!

カメムシの放つニオイは強烈で、一度皮膚についてしまうと水洗いだけではなかなか取り除くことが難しいです。

どうにかして、皮膚のニオイや変色を早く取りたいわ!


皮膚に付いたニオイや変色の簡単な落とし方があるので、ご安心ください。

カメムシのニオイは2ステップの手洗いで、効果的に嫌なニオイを落とせます。

STEP
手を油分でこすり、ニオイの成分を浮かせる

カメムシのニオイの成分は、油に溶けやすい性質です。

化粧品のクレンジングオイルや食用油を手に垂らし、油成分を馴染ませましょう。

手に残った油分は、キッチンペーパー等で拭き取ります。

STEP
ハンドソープや石けんで洗い流す

ハンドソープや石けんの主成分は、界面活性剤です。

界面活性剤とは、水分と油分のように、混ざらない性質の仲を取り持って混ぜる性質があります。

油分と一緒にカメムシの臭いニオイを洗い流しましょう!

油分で馴染ませたカメムシの分泌物の油成分を、ハンドソープなどで洗い流すと、ニオイ成分を効果的に落とせます。

まとめ

  • コンビニや住宅地でよく見かけるカメムシは、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ、色が変わるチャバネアオカメムシ。
  • チャバネアオカメムシの体は元々2色だが、冬の時期は緑色から茶色になるカメムシ。
  • カメムシは白い色と明るい場所、暖かい場所を好む習性がある。
  • カメムシから洗濯物を守る方法は、部屋干し、ミントやハッカの香りを利用する、防虫ネットの活用。
  • カメムシにつけられた洋服のシミは、酸素系漂白剤と洗濯用洗剤で落とせる。
  • カメムシに触れて、手に残ったニオイは、油分と界面活性剤で落とせる。

私は、カメムシがニオイを放つだけではなく、分泌物でシミまでつけるのは、少し意外でした。

ニオイやシミで色素沈着しても、家にあるものを使って簡単に落とせると分かって安心しました。

しかし、できるだけカメムシと遭遇したくないですね。

カメムシが好む場所を避け、防虫ネットや嫌がるニオイを利用しながら、快適な生活を送りましょう。

カメムシはハッカの香りが苦手!
天然成分で体に優しいハッカ油で、カメムシを寄せ付けない対策をしましょう!

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