カメムシを絶滅させたい人向け対策6選!NG例や絶滅の影響まで紹介♪

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カメムシを絶滅させたい!

カメムシを絶滅させたいと、苦手意識を持っているあなた。

私も山手の家に住んでいるので、カメムシが多い時期は地獄絵図が広がっています…。

近所の植え込みで見かけたり、橋の上で何匹も死骸を見かけたりするくらいなら、まだ許せますよね。

家の中で見るのは絶対嫌!

私を含め、世の中の大半がそう思っているはず。

カメムシを絶滅させることはできませんが、家の中や周りなら絶滅できます!

本記事では、カメムシを絶滅させたい人必見の対策を紹介します。

侵入経路を断ち、適切な駆除を行い、家の中でカメムシを見かけるリスクを回避しましょう!

カメムシの悩みを根本から解決

目次
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カメムシを絶滅させたい!家への侵入を防ぐ対策6選!

いっそのこと、カメムシを日本から絶滅させる方法はないのかしら…。

カメムシが絶滅させたいくらい苦手なあなたは、日本から絶滅させる方法をお探しかもしれません。

残念ながら、カメムシを日本から完全に絶滅させることはできません。

これまで特定の虫が大量発生することは多々ありましたが、歴史的に見ても特定の虫を1匹残らず絶滅させることは非現実的です。

カメムシも大量発生することがあり、地域や時期によっては注意報が発表されるケースも…。

しかし、ご安心ください!

カメムシを日本から絶滅させることはできませんが、家の中と周りからなら、絶滅できます!

家への侵入経路防止策6つを行えば、家の中でカメムシを発見することもなくなります!

カメムシを絶滅させたいなら、まずは身近な場所から対策していきましょう。

家の中や庭、玄関先や植え込みといった場所でカメムシを見かけたくない人は、必見です。

カメムシを絶滅させたい人向けに、カメムシが家に侵入するのを防ぐ対策6つについて、詳しく解説していきます。

【対策1】花壇や庭木を整えて家に寄せ付けない

庭で植物を育てていると、カメムシを家に近づける原因になるので、日常的に庭の整備をしてカメムシの侵入を防止しましょう!

庭がなくても、プランターがあれば園芸を楽しめますから、花を育てているお家も多いでしょう。

カメムシは庭の草花や木、雑草、芝生、ハーブ類の一部、実をつけた野菜、果物を好んで食べます。

葉や茎だけでなく、花やハーブまで食べてしまうのは意外ですが、好んで食べるカメムシはいます。

でも、カメムシの餌になるからと言って、大事に育てた花や野菜、果物を諦めたくない!

カメムシのせいで、大切な庭の植物を撤去したくはありませんよね。

カメムシを絶滅させたい人向けに、家と庭、両方をカメムシから守る良い方法を5つご紹介します!

庭対策
雑草を除去する

カメムシは雑草の裏や葉の裏にいることが多いです。

雑草を除去して、カメムシの餌になる植物を少しでも減らしましょう。

庭対策
庭木や生垣を剪定する

庭木や生垣が伸びっぱなしだと、家に枝葉が近づいて接触してしまいます。

伸びた枝をカメムシが伝って侵入することも考えられるので、こまめに剪定しましょう。

庭対策
落ちた果物や野菜を放置しない

カメムシは、野菜や果実の汁を好物としています。

家庭菜園で地面に落ちた野菜、庭の木から落ちた果物も、カメムシにとってはごちそうです。

カメムシが汁を吸いに来る前に、拾って回収してしまいましょう。

庭対策
ミントを植える

ミントはハーブ類の中でも、カメムシが苦手とする香りだと言われています。

家庭菜園している人は、野菜の周りにミントを植えると良いです。

  • フェンネルはハーブ類ですが、カメムシの好物になってしまうので植えない方が良いです。
庭対策
防虫ネットを使う

防虫ネットは「畑の野菜を上から覆うもの」と「プランターに被せるもの」があります。

育てている野菜や植物に合わせて選んで使いましょう。

カメムシはもちろんのこと、他の害虫が付くことも防止できます。

花壇や庭木を整えて、家にカメムシを近づけないようにしましょう!

【対策2】家に入る時は服と鞄をチェック!

体にカメムシが付いていることに気づかず、家の中へ持ち込んでしまわないように、家に入る前に鞄や服をチェックしましょう!

外出先から帰ってきてホッと一息ついていたら、肩にカメムシが乗っていた。

カーペットに居るのに気づかず、手で潰してしまった。

もはや恐怖体験ですが、実はこれ、私も全部体験しました…。

自然豊かな場所に行って来たあとは、カメムシを付けて帰って来るリスクがあります。

たとえ住宅街であったとしても、油断はできません。

雑草の生い茂っている茂みの側を通る時、気づかずにカメムシが引っ付く場合があります。

家の中にカメムシを持ち込んでしまわないよう、対策していきましょう。

家に入る前のチェックポイント
  • 服の襟や袖などの折り返し部分
  • 死角になりやすい肩や背中
  • 鞄などの手荷物

目に見えるところは軽く見てから家の中に入る人は多いですが、死角になる箇所は忘れがちです。

自分の目で見るのが難しい場合の対処法を3つ紹介します!

自分で確認できない箇所対処法
  • 家族や友達などに見てもらう
  • 軽くシャツやズボンを自分の手で払う
  • 背負い式の鞄なら背中から下してチェックする

カメムシが多い時期は、服や鞄などを十分にチェックしてから家の中へ入りましょう。

また、カメムシは白い色に引き寄せられる傾向にあります。

外出時は、白い服を着るのは避けると、カメムシが寄って来るのを少しでも防止できます。

【対策3】侵入経路の隙間を徹底的に塞ぐ

カメムシは、ほんのわずかな家の隙間から侵入して来ますので、侵入経路になりそうな隙間は全て塞ぎましょう。

カメムシの侵入経路にによって塞ぐ方法が異なるので、必要に応じて隙間を塞ぎましょう。

塞ぎ方
窓や玄関扉の隙間

「隙間テープ」を使用して、テーピングで塞げます。

塞ぎ方
壁の隙間

シーリング材をホームセンターで購入して塞げます。

塞ぎ方
屋根の隙間

コーキング材が使用されているなら、自力で屋根の隙間を塞げます。

屋根は物によってコーキング材が使用されていないことがあり、その場合は屋根の隙間を自力で塞ぐのは難しいです!

雨漏りしていたら、屋根に隙間があるはずなので、その場合は業者に修理を依頼しましょう。

屋根は自力で塞ぐのはなかなか難しいですが、窓や扉、壁は自分でテーピングやシーリングを行えます。

カメムシを家の周りから絶滅させたいなら、カメムシが侵入できそうな隙間がないか探して、場所別に対策していきましょう。

【対策4】カメムシよけはハッカ油とハッカ脳

ハッカ油やハッカ脳を使用した防虫グッズは、カメムシよけになりますので、作って家の中に設置してみましょう。

ハッカ油を精製水と無水エタノールに混ぜて作る「ハッカスプレー」は有名です。

ハッカスプレーは網戸に吹きかけたり、庭の植物周りに吹きかけたりして使用します。

独特の目が覚めるような香りが、カメムシだけでなく、他の虫にとっても嫌な香りです。

ちょっと待ったあ!

ハッカスプレーを作って安心するのは早いです!

ハッカスプレーは虫よけグッズの定番として推奨されていますが、1~2時間の持続力しかありません。

ハッカ油の配合量によっては短くて20分くらいで消えてしまうこともあります。

効果を持続させるために、設置型の強力なカメムシよけ3種類を紹介します。

【設置型1】消臭ビーズにハッカ油を垂らす

用意するもの
  • ハッカ油
  • 消臭ビーズ(100均などで販売している無臭のもの)

100均などで販売している、無臭の消臭ビーズを瓶に詰め替え、ハッカ油を5~10滴垂らしたら完成です。

作る際は下記の3つの注意点を守って作るようにしましょう。

作るときの注意点
  • 肌荒れの原因になるので、ハッカ油の原液を直接手で触らない。
  • ハッカ油の量は人によってきつく感じる量に差があるので、自分の好みで調節する。
  • ポリエチレンなどのプラ容器は、ハッカ油の成分で溶けるので避ける。
  • 猫などのペットがいる場合、ハッカのニオイが苦手な場合がある。

作った消臭剤は、玄関や窓際などの気になる箇所に設置しましょう。

ニオイが消えた時が効果の消えた時ですので、「ニオイが消えたな」と思ったら足します。

消臭ビーズと合わせて使えば、ハッカスプレーよりも効果は持続します。

効果をさらに持続させたいなら、次で紹介するアロマスティックを自作しましょう!

【設置型2】ハッカ油を使ったアロマスティック

スティックを購入しなくても、竹串でアロマスティックが作れます!

用意するもの
  • 無水エタノール20ml
  • 精製水か水道水10ml
  • ハッカ油20滴(好みの量)
  • 竹串
  • グリセリン
アロマスティック作り方
  1. 瓶に、無水エタノールとハッカ油を入れて、竹串で混ぜる
  2. 精製水か水道水を入れて、竹串で混ぜる
  3. グリセリンがあれば、数量入れる
  4. 竹串を瓶に入れたまま、適切な場所へ設置する

竹串の繊維は、アロマを吸って発散させる効果があります。

グリセリンは、無くても大丈夫ですが、少量混ぜるとニオイを持続させる効果があります。

無水エタノール、ハッカ油を先に混ぜてから精製水(水道水)を混ぜるようにしましょう。

ハッカ油は水に溶けにくいですが、無水エタノールと混ぜると溶けやすくなります。

作ったアロマスティックは、カメムシの侵入が気になる箇所に設置してください。

香りが弱い場合は竹串の本数を増やしたり、ハッカ油の配合量を増やして調節しましょう。

【設置型3】ハッカ脳をお茶パックに入れるだけ

用意するものはなるべく少なく、費用も抑えたいんだけど…

簡単に安く、カメムシよけを用意したいなら「ハッカ脳(メントールクリスタル)」がおすすめです!

ハッカ脳はハッカ油と違って、結晶化したクリスタルのような見た目をしています。

ハッカ脳はハッカ油よりも安く、楽天などの通販サイトで大量に購入できます。

大量に虫よけを使いたい時は、ハッカ脳を使いましょう。

ハッカ脳を使った、とっても簡単な虫よけの作り方を紹介します。

用意するもの
  • ハッカ脳
  • 100均のマチ付きお茶パック
  • スプーン

100均のお茶パックにスプーン大さじ1~2杯分のハッカ脳を入れて、零れないよう口を塞いだら完成です。

お茶パックなので、元々上部分はくるっとひっくり返すだけで蓋ができるようになっています。

蓋の隙間が気になる時は、セロハンテープやマスキングテープなどを貼ってください。

お気に入りのデザインのマスキングテープを使うと、一気にオシャレになりますよ♪

たったこれだけで完成です!

あとは出来上がった虫よけを戸棚の中や、部屋の隅、玄関、窓際など気になる箇所全てに置きます。

私はこの虫よけをゴキブリ対策として、毎年ゴキブリが活発化する季節に合わせて作っては、家中に設置していました。

押入れや玄関付近、台所のゴミ箱付近、戸棚の中など、密閉性の高い場所に置くと特に効果的です。

窓付近や部屋の隅にも設置していましたが、かなり効果がありました。

ハッカ脳の虫よけは、ゴキブリだけでなく、カメムシなどのハッカのニオイが嫌いな虫全般に効果があります!

虫よけを設置してから1年は、ゴキブリやカメムシなどの害虫を家の中で全く見ませんでした。

ここ2年程、ハッカ脳の虫よけを作り忘れた途端、ゴキブリやカメムシに侵入されています。

明らかに虫よけを作っていた時の方が虫の侵入は防げていたので、また我が家でも作ろうと思います。

ハッカ脳の虫よけは、お茶パックを1年後に確認すると蒸発して中身がなくなっていました。

設置から1年後、カメムシが増える季節が来る前に、新たに虫よけを作って取り換えるようにしましょう。

ハーブの一種「ハッカ脳」を活用すると、カメムシよけだけでなく、香りを楽しむバスタイムや紙パック式掃除機に吸わせて爽やかなニオイを満喫できます♪

【対策5】洗濯物の外干しなら防虫ネット

カメムシは干している洗濯物に付いて家の中に持ち込んでしまうケースもあるので、ベランダに防虫ネットを設置しましょう。

カメムシが多い季節は、室内干しをする、という手ももちろんあります。

しかし、天気の良い日は外で干した方が、洗濯物の乾きも早く、生乾きの心配もなくて良いですよね。

洗濯物を外干ししたいあなたにおすすめなのが、「防虫ネット」です。

野菜に被せるものとは別に、ベランダ用の防虫ネットなども今はホームセンターや通販で売っています。

防虫ネットは、突っ張り棒を使って簡単に設置できるものと、金具やフックを使って設置する2タイプがあります。

屋根があるベランダの場合は、突っ張り棒を使って簡単に設置できるのでおすすめです。

屋根がなかったり、ベランダが広くて長さが足りなかったり、金具での取り付けが必要な場合は、業者に相談するのも手です。

1つ気を付けて欲しいのは、賃貸やアパートに住んでいる人です。

マイホームの場合は気にせずDIYや改修工事が出来ますが、家を借りている場合はそうはいきません。

防虫ネットの設置は賃貸やアパートの規約を確認して、わからなければ大家さんや管理人さんに聞いてみましょう。

突っ張り棒タイプはOKでも、金具や接着剤が必要な取り付けはNGなアパートもあります。

防虫ネットを上手く取り付けられたら、洗濯物をカメムシから守れますし、ベランダからの侵入を防げます。

カメムシを絶滅させたいなら、自宅の洗濯物を干している場所を見直して、対策していきましょう。

【対策6】食べかすや生ごみを放置しない

お菓子の食べかすやパンくず、野菜の欠片などの生ごみは、カメムシを引き寄せる原因になりますので、すぐ片付けましょう。

片付けないとゴキブリが寄ってくるよ!

実家に住んでいる、または住んでいた人はお母さんによく言われていたのではないでしょうか。

食べかすや生ごみなどは、ゴキブリだけでなくカメムシも引き寄せてしまいます。

カメムシにとっては、家の中の貴重なご馳走です。
カメムシは、秋口になると越冬するために温かい場所を求めて家の中に浸入してきます。

家の中に、カメムシにとっての食料が豊富にある状態だと、当然カメムシが集まるリスクは上がります。

カメムシを絶滅させたいなら、家の中は常に清潔に保って、カメムシの侵入を阻止しましょう!

チェックポイント
  • 調理中、落ちた野菜の欠片はすぐに回収する。
  • 食事中に落ちたパンくずや料理の一部はすぐにふき取り、生ごみとして捨てる
  • 掃除機はできれば毎日かける

上記3つを習慣化すれば、カメムシの侵入を防ぐ一助になります。
他の対策と合わせて行いましょう。

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カメムシ絶滅方法3種類で家から撃退!NG例も3つ紹介!

万が一侵入されてしまった場合はどうしたら良いの!?

ここまで、カメムシが侵入する経路の防止策をご紹介してきましが、侵入を許してしまった場合の絶滅させる方法をお伝えしていきます。

家の中とその周りのカメムシを絶滅させていきましょう。

一般的に効果がある絶滅方法でも、NGな行動がありますので3つの例も紹介します!

NG例を把握しておくと、カメムシの駆除の臭いニオイを嗅がずに済みます。

カメムシを駆除する際、失敗しないよう、しっかり確認していきましょう。

カメムシの撃退を専門業者へ依頼

【絶滅方法1】ティッシュで包み外に逃がす

カメムシを発見したら、ティッシュでふんわり包んで外へ逃がしましょう。

重要なのは、家の中でカメムシを見つけても決して手で触れないことです!

カメムシの分泌液が手に触れると、皮膚炎が起きるからです。

カメムシを触ってしまった場合は、オリーブオイルや食器用洗剤などで洗い流しましょう。

水洗いと石鹸だけでは、カメムシのニオイは落ちません。

服や手にカメムシの分泌液が付いたら、落とし方をチェック!!

一度カメムシのニオイが付いてしまうと2、3日落ちないので、素手で触るのは絶対NGです。

カメムシは「攻撃された」と思うと、臭いニオイを放ちます。

カメムシは衝撃やストレスを与えなければ、刺激臭を放つことはありません。

カメムシを直接触らなければ平気という人は、ティッシュで優しく包んで、外に逃がしてあげましょう。

私は、カメムシは触ったらすぐにニオイを発するものだとばかり思っていました。

母が最近、家の中で見かけたカメムシをティッシュで包んで外に逃がしているのを見て衝撃を受けました。

母は「今まで生きてきてカメムシの臭いって言われているニオイを嗅いだことがない」と言っていました。

ティッシュで包んで外に捨てに行く方法は、虫に慣れていないと勇気がいるとは思いますが、駆除方法としてはありです。

力加減を優しくできる自信がある人は、試してみてください。

【絶滅方法2】屋外は殺虫剤を効果的に使用する

薬局やホームセンターには、カメムシに有効な殺虫剤が数多く販売されていますので、用途に合ったものを購入しましょう。

カメムシの殺虫剤には、殺虫成分だけでなく忌避成分も含まれていて、サッシなどに噴射してカメムシよけになるものがあります。

効果も殺虫剤によって様々ですが、殺虫成分が多く含まれていて効果が強いものだと、ニオイを出す前に一瞬で退治できます。

殺虫剤を買うメリットは、自分の求める効果があるものを選んで買えることです。

カメムシは硬い羽で覆われているため、上からスプレーを噴射しても殺虫剤が効きにくいです。

殺虫剤を使用するなら、カメムシの腹部を狙って横から噴射すると効果的です。

しかし、殺虫剤にはメリットもありますが、デメリットもあります。

カメムシに効果がある殺虫剤ですが、家の中で使うことはおすすめしません。

家の中で使用すると2つのデメリットがあるので、注意が必要です。

家の中で殺虫剤を使用するデメリット
  • 薬剤で家具や床、カーペットが汚れる
  • カメムシがニオイを放って悪臭が家具に付着する可能性がある

殺虫成分が少ない殺虫剤では、瞬時にカメムシを駆除できるとは限りません。

ゴキジェットでもそうですが、噴射してからゴキブリが死ぬまでには時間がかかるものがあります。

カメムシも同じで、死ぬまでに時間がかかる殺虫剤もあるので、その間にニオイが発せられる可能性があります。

殺虫剤の使用は、家の中ではおすすめできませんが、家の周りや庭などの屋外ならおすすめです。

予防策を徹底した上で殺虫剤を使えば、家周りのカメムシは絶滅させられます。

【絶滅方法3】家の中は凍結スプレーで瞬時に死滅

凍結スプレーは、一瞬で凍らせて虫の動きを止めて駆除してくれるので、家の中で使用するのにおすすめです。

凍結スプレーのメリット
  • 殺虫成分が入っていないため、子供やペットがいても使える
  • 家具や床がべたつかない

殺虫成分が不使用なら、人体に有害な成分を、ばら撒かなくて済むわね!

殺虫成分が含まれていない凍結スプレーなら、家具が汚れることも気にせず家の中で使えます。

家の中でカメムシを見たら、凍結スプレーを使うようにしましょう。

フマキラー凍殺ジェットは殺虫成分不使用で、小さな子供やペットがいる家庭でも安心して使えます。
カメムシ、ムカデなどの害虫を一瞬で駆除!

【NG例1】叩き潰すと即悪臭に変わる!

ニオイを発する暇も与えず叩き潰せば大丈夫なんじゃ…!?

絶対にダメです!

カメムシを踏んでしまって、ものすごい悪臭に襲われた経験がある人もいるでしょう。

叩いて潰してしまうと、カメムシの臭い分泌液が空気中に立ち込めてしまいます。

カメムシを家の中で叩き潰すのもNGですし、庭や家周りで見かけてもなるべく叩き潰さない方が良いです。

玄関先で潰したとして、それから2、3日、家を出入りする度に悪臭がするのは嫌でしょう?

あなたがカメムシを絶滅させたいくらい苦手なら、反射的に叩き潰したくなるかもしれません。

カメムシを家の中で見かけたら、潰したい気持ちはぐっと我慢して、凍結スプレーで退治しましょう。

【NG例2】掃除機で吸うと部屋全体に悪臭充満

たまにカメムシを掃除機で吸って駆除するというやり方を見かけますが、絶対にやってはいけません!

掃除機の中のパックをすぐに替えたら大丈夫なんじゃないの?

いいえ、大丈夫ではありません!

掃除機の紙パックにたどり着く前にニオイを発せられると、カメムシの悪臭が部屋全体に広がります。

掃除機もニオイが付いてしまって部屋に置いておけないくらい臭くなってしまいます。

部屋の中でカメムシのニオイを嗅ぎながら過ごしたくありませんよね?

カメムシを掃除機で吸うと、部屋が悪臭まみれになる可能性があるため、絶対に掃除機で駆除してはいけません。

【NG例3】天敵は都合よく駆除してくれない

カメムシにも天敵がいます。

カメムシの天敵

・鳥
・カマキリ
・クモ
・アリ
・寄生バチ

上記の中だと、私にとっては寄生バチが唯一自分の家でよく見かけるカメムシの天敵です。

他の昆虫やその卵に産卵し、卵からかえった幼虫がそれを食べて成長するのが寄生バチ!

レモンの木をプランターで育てていますが、毎年のようにアゲハ蝶が卵を産みにきて、寄生バチも引き寄せられて来ます。

寄生バチはアゲハ蝶の幼虫に寄生して、サナギの状態になった時に餌にしているようです。

家にも、いつまで経っても蝶にならないサナギがしばらく玄関先の天井部分にありました。

冬などの虫を見かけない季節になると、寄生バチの姿は全く見なくなります。

都合よくカメムシの卵に寄生して、駆除してくれている様子はありませんでした。

天敵は都合よくカメムシを駆除してくれないので、自然の生き物を使った駆除方法はおすすめできません。

カマキリやクモがたまたま家の庭先に居たとしても、全てのカメムシを捕食してくれるとは限りません。

自然の生き物は、まさに「自然体」で生きているので、期待し過ぎないようにしましょう。

あなたの家をカメムシから守れるのは、あなただけです。

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カメムシ絶滅影響は生態系に直結!農作物被害の可能性も!

ここまでは、カメムシを家の中や家の周りから絶滅させる方法をお伝えしてきました。

実際にカメムシが日本から絶滅してくれたら良いのに!

カメムシが苦手なあなたは、本当にカメムシが日本から消えて欲しいと思っているかもしれません。

本当にカメムシが日本から絶滅してしまうと、生態系のバランスが大きく崩れてしまい、私達の生活にも大きな影響が出ます。

カメムシの駆除や予防策は「実行しよう」と思えば簡単なものが多いです。

カメムシが絶滅すると、カメムシが捕食していた他の害虫が増えていまいます。

カメムシが捕食していた害虫が増えれば、今度はその害虫を駆除するために、別の対策を取る必要が出てきます。

私達の生活を脅かさなければ、自然からも完全に絶滅させる必要はないと思いませんか?

カメムシも、自然のサイクルには必要な虫であることを受け入れていれましょう。

カメムシの役割を知れば、絶滅させたい程の苦手意識も少しは薄れるかもしれませんよ。

鳥や植物に影響があり生態系が崩れてしまう

カメムシの最大の野生の天敵は鳥だと言えるでしょう。

カメムシは生息数が多いので、鳥が獲物として口にする機会が多いです。

サイズ的にも、カメムシは鳥にとって非常に食べやすいサイズです。

鳥の解剖をしたら、胃袋から複数のカメムシが出て来たという話もあるくらいです。

カメムシが絶滅すれば、鳥の生態系にも影響が出ます。

カメムシが絶滅すると、鳥の数も減少し、その結果植物にまで影響が出ます。

植物の実を鳥が食べ、遠くに運んで排泄すると、植物は種の存続ができます。

鳥が減ると、植物の数も比例して減り、地球温暖化が進む原因となります。

カメムシの数が減ると、二酸化炭素を酸素に変えてくれる植物の数も減り、二酸化炭素の量が増えてしまいます。

カメムシの絶滅は、他の生物や植物の絶滅につながる可能性があります。

そう考えると、簡単に絶滅させたいって言えなくなってきちゃった…。

害虫を捕食するカメムシが絶滅すると農作物に被害が及ぶ

シマサシガメというカメムシを知っていますか?

シマサシガメは、初夏に木の上や草むらで多く見られ、本州、九州、四国を中心に国外にも生息しているカメムシです。

なんと、シマサシガメは他の害虫を好んで食べています。

シマサシガメの捕食している害虫

・ヨモギハムシなど
・チョウ目の昆虫

ヨモギハムシはヨモギなどの葉を食べる害虫で、チョウ目の幼虫は農作物に被害を及ぼす害虫です。

カメムシが日本から絶滅すれば、害虫を食べていたシマサシガメも絶滅します。

シマサシガメが絶滅すれば、ハムシやチョウ目の数が増えて、農作物の食害が増えます。

農作物が被害を受けたら、野菜や果物の値段が高騰するので、安易に「絶滅させたい」とも言い難いところです。

まとめ

・カメムシを絶滅させたいと思っても、日本から絶滅させることはできないが、予防を徹底すれば家の中では絶滅させられる。
・カメムシを家に侵入させないために、帰宅時服と鞄チェック、窓などの隙間をテーピング、ハッカやミントを使用、家の中を清潔に保つ。
・カメムシを駆除するには、ティッシュで包んで外に逃がすか、殺虫剤や凍結スプレーを使用する。
・カメムシを叩き潰したり掃除機で吸ったりすると悪臭の原因になる。
・カメムシを絶滅させると生態系に影響が出て、農作物被害が増える可能性もある。

カメムシの予防策や絶滅方法、絶滅の影響まで詳しくお伝えしてきましたが、簡単にカメムシへの苦手意識は消えませんよね。

嫌いなものは嫌いで大丈夫です。
カメムシを苦手だというあなたの気持ちはよくわかります。

私もカメムシの自然界での役割は理解していますが、生理的には受け付けませんので…(笑)

せめて嫌いなカメムシを家の中からは絶滅させて、外出先では視界に入っても見て見ぬふりでいきましょう。

カメムシの姿に怯えず、平穏に過ごせるよう、ぜひご紹介した予防策を実践してみてください♪

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