コバエを捕獲したい、退治したいと思った時に有効なコバエ取りは、酢など家にある材料で簡単に自作可能です!
温かくなると姿を現すコバエは、気がつくと数が増えており、捕まえようと思っても、とても小さいのですぐに見失ってしまいます。
この記事では、酢を使ったコバエ取り自作方法、代用できるものや特徴について詳しく解説していきます。
コバエ取りが効かない原因と対策、使用後の捨て方まで紹介していますので、目障りなコバエを確実に仕留めるためにも参考にしてくださいね。
コバエは1日で30~50個産卵し、放置するとあっという間に大量発生するので、早めに対処しましょう!
家にあるものですぐできるコバエ対処法を知り、早めに対処すると、コバエの大量発生を防止でき、快適に過ごせます!
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コバエ取り自作なら酢でOK!作り方や特徴と代替物紹介

コバエを見かけた時、あなたはどのように対処していますか?
食べ物の周りを飛び回ったり、顔の周りを飛び回ったり、とにかくうっとしく感じてしまうのは、私だけではないはずです。
コバエを捕獲したいと思った時、酢と食器用洗剤でコバエ取りを簡単に自作できます。
この章では、酢を使ったコバエ取りの作り方、メリットやデメリットについて詳しく解説します。
酢を使ったコバエ取りデメリット6つへの対策も紹介しますので、最大限の効果を発揮させてください。
コバエは繁殖のスピードが速いので、発見したらすぐに対策しましょう!
【作り方】4つの材料で簡単3ステップ
酢を使って自作するコバエ取りは、4つの材料と簡単3ステップで完成します。
コバエが食べ物のニオイを嗅ぎつけてやってきたら、すぐ退治してしまいましょう!
- 容器(プリンカップやペットボトルなど)
- 酢(容器の底から高さ1㎝分)
- 水(酢と同量)
- 食器用洗剤(界面活性剤が入っているもの)
- 容器に酢を高さ1㎝分入れる。
- 同量の水を入れて、かき混ぜる。
- 食器用洗剤を2~3滴垂らして、かき混ぜたら完成!
自作コバエ取りにおすすめのお酢は、白ワインビネガーやりんご酢など甘い香りがする酢です。
酸度の高いお酢には、コバエが集まりにくいです。
完成したコバエ取りは、キッチンやゴミ箱の近くなど、コバエが発生しやすい場所に設置しましょう。
コバエ取りは、直射日光が当たらない風通しの良い場所に設置すると、さらに効果的です。
【特徴】メリットデメリット6つと対策

酢を使った自作コバエ取りに、メリットやデメリットはあるのかしら?
自作したコバエ取りには「簡単に自作できる」以外にメリットがたくさんありますが、使用時に気をつけたいデメリットもあります。
ここでは、酢で自作したコバエ取りの特徴として、メリットとデメリットそれぞれ6つずつ紹介します。
酢で自作したコバエ取りのメリット
自作コバエ取りの材料は酢と水と洗剤だけで、市販のコバエ取りを購入するより安くすみます。
自作コバエ取りは、化学薬品を使用しないので、環境に優しいです。
繰り返し使用できる容器を使用すれば、ゴミも削減されます。
食品や洗剤で自作するので、ペットや小さい子どもがいる家庭でも安心して使用でき、健康リスクも低いです。
発酵臭や甘いニオイにつられたコバエは、洗剤に含まれる界面活性剤で窒息するので、確実に捕獲できます。
設置場所や用途に合わせて、調味料を変えたり容器の大きさや分量を変えたりするなど、自由に調整できます。
コバエ取りを自作すれば、生物の生態や環境問題の学習になり、親子でコミュニケーションがとれます。
酢を使ってコバエ取りを自作すると、メリットはたくさんありますが、デメリットもあります。
対応法も含めて紹介するので、使用時の参考にしてみてください。
酢で自作したコバエ取りのデメリット
酢で自作したコバエ取りを設置しても、すぐにコバエが取れないこともあります。
コバエ取りに入れている液体は、設置場所や設置方法によってはこぼれる場合があるので、注意しましょう。
私は設置してすぐ、ゴミ箱近くのコバエ取りをこぼしてしまいました。
コバエ取りの中に入れている液体を放置しすぎると、蒸発して効果が薄まったり腐敗したりします。
自作したコバエ取りは、液体の濃度や酢の種類、自作方法によって、効果が異なります。
子どもやペットが間違えて、自作コバエ取りを飲んだり触ったりしてしまうことがあります。
コバエが好きなニオイは、ゴキブリも好きなことも多いので、ゴキブリが寄り付く可能性があります。
デメリットを打ち消す対策6つ
自作コバエ取りを設置した後、時間をかけて徐々にコバエが集まってくるので、しばらく放置して様子を見ましょう。
液体を、入り口穴を開けたペットボトルに入れて設置すると、倒れてもこぼれにくいです。
コバエ取り設置後は毎日状態をチェックし、1週間以内をめどに定期的に交換するようにしましょう。
酢で自作したコバエ取りに効果が見られない場合、使用する酢の種類を変えるなど、工夫してみましょう。
自作コバエ取りは、中身に触れやすくなっているので、子どもやペットの手の届かないところに設置しましょう。
家の中の隙間を塞ぐなどのゴキブリ対策して、ゴキブリの侵入を防ぎましょう。
自作のコバエ取りには、メリットやデメリットがあるので、良く知ったうえで効果的に使用するようにしましょう!
酢以外の材料を使用したコバエ取りや、効き目が弱い場合の対策については、次項以降で詳しく解説します。
【酢以外】甘い香りがする物で代用可能



コバエがいるのに、酢を買い忘れてコバエ取りが自作できない!



家にある他のものでも、コバエ取りは自作できますよ!
酢を使ってコバエ取りを自作したいけど酢がない場合や、酢で自作したコバエ取りの効き目がない時は、他の材料で試してみましょう。
コバエ取りに適した材料
甘い香りがする物 | めんつゆ、はちみつ、みりん、砂糖、バナナの皮など |
---|---|
発酵臭がする物 | しょう油、ビール、赤ワイン、日本酒、焼酎など |
コバエは甘い香りが大好きなので、甘い香りのする物と洗剤を合わせれば、酢がなくてもコバエ取りを自作できます。
自作するなら、酢を別の材料に変えて、洗剤を加えるだけで完成します。
発酵臭がする物にもコバエは集まってくるので、しょう油やアルコール類もおすすめです。
めんつゆとお酒を混ぜるなど、複数の材料を混ぜてもコバエ取りを作れるので、色々試してみるのも良いですね。
コバエの種類によって好みも違うので、自作したコバエ取りの効果がないと感じたら、他の材料を試してみましょう。
コバエ取りが自作で効かない原因と対策を4つ紹介♪


コバエ取りを自作して設置したけれど効かない場合、4つの原因が考えられます。
コバエ取りを自作して設置したら、飛び回っているコバエをしっかり捕獲したいですよね。
私は先日1匹コバエを発見して、自作コバエ取り(酢、めんつゆの2種類)を設置したのですが、まだ捕獲できていません。
そそもそも自作コバエ取りが全く効かない種類のコバエもいるので、別の対応も試してみましょう。
この章では、自作のコバエ取りが効かない場合の原因と対策を紹介します。
コバエを確実に撃退するためにも、コバエ取りの効果的な使い方や、効かない種類について理解を深めていきましょう!
【原因と対策1】ニオイが弱いなら濃度を高めて洗剤なし
コバエ取りを自作したが効かない場合は、ニオイが弱いことが多いので、作り方を見直してみましょう。
- コバエ取りの中身の濃度が低い。
- 洗剤を入れすぎている。
コバエ取りのニオイが弱い場合、2つの方法を試してみましょう。
- 【方法1】酢やめんつゆなどの濃度を高める
効き目が弱いなら、コバエをおびき出すニオイの元「酢」などの量を増やしましょう。
- 【方法2】洗剤の量を減らす
洗剤の量を減らしたり、洗剤なしで試してみたりして、効果を確認してみましょう。
洗剤を多く入れすぎてしまうと、コバエをおびき出すニオイの元である酢などの濃度が薄まり、コバエが寄りつきにくくなります。
洗剤やコバエをおびき出すニオイの元を調整して、コバエの反応を見てみてください。
【原因と対策2】設置場所はニオイと明るさが重要
コバエ取りは、コバエが好きな場所に設置しないと、効果が出にくいです。
コバエ取りが効かない場合、設置場所が適切か確認しましょう。
- 甘いニオイがする場所
- 明るい場所
コバエは自分の好きなニオイに引き寄せられて集まります。
コバエ取り自体もニオイを発していますが、ゴミ箱や三角コーナーなどコバエが好きなニオイが強い場所に設置するほうがより効果的です。
バナナや桃などの果物の近くにコバエ取りを設置したら、たくさん捕獲できたという報告もあります。
また、コバエは明るい場所や白い物が大好きです。
コバエ取りが効かない場合、明るい場所に移動してみるのも1つの方法です。
【原因と対策3】種類によって好みの中身が異なる



濃度も設置場所も変えてみたけど、コバエ取りが効かないのはなぜ?
コバエ取りの自作方法や設置方法を工夫しても効かない場合は、中身がコバエの好みに合っていない可能性があります。
コバエ取りを自作する時、酢やめんつゆなど色々な材料が使えますが、コバエの好みに合わないと、捕獲できません。
4種類のハエはそれぞれ、好む場所や捕獲、退治方法が異なります。
コバエ4種類の特徴
コバエの種類 | 好む場所 | 捕獲・退治方法 |
---|---|---|
ショウジョウバエ | キッチン 生ゴミ ゴミ箱 | めんつゆ入りのコバエ取り |
ノミバエ | 排水口 ペットの排泄物 生ゴミ ゴミ箱 | 酢入りのコバエ取り |
チョウバエ | 風呂の排水口 洗面所の排水口 | 排水口の掃除 排水口に氷を流す |
キノコバエ | 観葉植物の周り | 植物を日光や風に当てる 有機肥料の使用をやめる |
酢やめんつゆなどを使った自作のコバエ取りが効くのは、ショウジョウバエとノミバエの2種類です。
コバエはとても小さいので、見ただけではどの種類のハエか分かりにくいので、飛んでいる場所や発生場所をヒントに対策することをおすすめします。
例えば、キッチンにいるコバエはショウジョウバエかノミバエなので、酢かめんつゆのコバエ取りを試しましょう。
自作のコバエ取りがどうしても効かない場合は、市販のコバエ取りを活用して早く対策することをおすすめします。
【原因と対策4】数日おきのメンテナンス必須
コバエは捕れているのにコバエの数が減らない場合は、コバエ取りのメンテナンス不足が考えられます。
- 蒸発してニオイがなくなり、コバエが寄りつかなくなる。
- 捕まったコバエに別のコバエが産卵し、コバエがさらに発生する。
コバエが捕れているのであれば、作り方や置き方については問題ありません。
コバエ取りを置いて日数が経っていれば、ニオイが弱まっている可能性があるので、コバエ取りを交換しましょう。
コバエは繁殖力が強いので、捕獲数よりも産卵数が勝ってしまうと、結果としてコバエの数が減らず、コバエ取りが効かないと感じてしまいます。
コバエが捕れた状態で長期間放置しておくと、コバエの死骸に別のコバエが産卵し、逆に数を増やす原因にもなります。
自作したコバエ取りは、市販のコバエ取りよりこまめな点検や交換が必要です。
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コバエ取り自作後の捨て方3ステップと注意点を紹介!


自作コバエ取りは1週間程度で交換し、処分する時はキッチンに直接流さず、新聞紙などに吸収してから捨てましょう。
自作したコバエ取りを数日で捨ててしまうのは、もったいないと感じてしまうかもしれません。
コバエ取りの液体をキッチンなどで流してしまえばすぐ処理できるのに、と感じてしまう人もいると思います。
自作コバエ取りは、長い間設置していたり、捨て方を間違えたりすると、逆にコバエの発生原因になってしまいます。
コバエを捕獲できたのであれば、正しい時期に正しい捨て方で処分しましょう。
この章では、自作したコバエ取りを処分する時の捨て方や、捨てる場合の注意点を紹介します。
自作コバエ取りの捨て方3ステップ
自作コバエ取りの中身を入れ替える時や、処分したくなった時は、捨て方3ステップを参考に処分しましょう。
- 新聞紙にコバエ取りの液体を吸わせる。
- 液体を吸わせた新聞紙をビニール袋に入れる。
- ビニール袋に入れた新聞紙は燃やせるゴミ、容器は地域のルールに従って捨てる。
コバエ取りを処分する時は、新聞紙に液体を吸わせた後、容器にコバエがくっついている時は、ティッシュなどできれいに拭き取りましょう。
再利用できる容器を使用していた場合は、良く洗って再利用も可能です。
私も捨て方3ステップでコバエ取りを処分してみました。
新聞紙を丸めて液体の中に入れて、しばらく待つと酢もみりんもきれいに吸い取れていました。
生き残っていたコバエがいても出てこないよう、ビニール袋の口はしっかりと閉めておきましょう。
自作コバエ取りを捨てる時の注意点
自作したコバエ取りを交換したり、処分したりする時、中身の捨て方には2つのポイントがあります。
捨て方を間違えると、逆効果になることもあるので、気をつけて捨てましょう。
【ポイント1】最長でも1週間経ったら捨てる
コバエ取りは日数が経つと効果が弱まり、コバエの産卵場所になる可能性があるので、1週間以内に交換・処分しましょう。
自作コバエ取りに使った酢やめんつゆは、時間が経つと蒸発してニオイがしなくなり、コバエを呼び寄せる効果が薄れます。
コバエが捕れている場合は、別のコバエが寄ってきて死骸に産卵してしまいます。
コバエを捕まえたのに、コバエ取りからコバエが大量発生してしまったら悲しいですよね。
甘いニオイがするコバエ取りは、ゴキブリを引き寄せてしまう可能性もあるので、注意も必要です。
【ポイント2】中身の液体を流しや排水口に捨てない
コバエ取りを処分する時、中身の液体やコバエの死骸は流しや排水口に捨ててはいけません。
コバエ取りは食品と洗剤なので、そのまま流しに捨てても害はないと思う人も多いと思います。
コバエ取りの中身を流しに捨てると、捕獲したコバエやコバエの卵が流しや排水口に残ってしまいます。
生きているコバエやコバエの卵が残れば、新たに繁殖し、逆にコバエの数を増やしてしまうかもしれません。
まとめ
- 酢を使ったコバエ取りは、家にある材料で簡単に自作でき、経済的、安全で環境に優しいなどのメリットがある。
- コバエ取りを自作する時は、酢だけでなく、めんつゆやしょう油、みりんなどの材料も使用できる。
- 自作のコバエ取りが効かない場合、濃度を変えるなど作り方を工夫したり、設置場所を変えたりすると良い。
- コバエの種類によって有効な液体の種類が違ったり、自作のコバエ取りが効かない種類のコバエもいたりするので、注意が必要である。
- コバエ取りを捨てる時は、液体を流して捨てず、新聞紙などに丁寧に吸い取ってから、燃えるゴミとして捨てる。
- 新たなコバエの発生を防ぐためにも、コバエ取りは数日おき、長くても1週間おきに新しい物と取り替えると良い。
どこからともなく侵入してくるコバエは、気がつくと数が増えていて、食べ物の側に寄ってきたり、私たちの周りを飛び回ったりします。
目を離すとコバエはすぐどこかに行ってしまうので、厄介だなといつも思います。
キッチン周りを飛び回るコバエであれば、酢やめんつゆで自作したコバエ取りが有効なので、すぐに対処できます。
コバエは繁殖力が強い虫なので、数が増える前に退治することをおすすめします。
この記事がコバエに悩むあなたの役に立つことを願っています。
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