ルンバは家事負担を軽減する頼もしい存在ですが、段差に弱いため乗り上げてしまうことも。

段差でフリーズしているのを見かけるよ。



乗り上げてほしくない箇所は、どうやって防止するの?
ルンバの乗り上げを防止するには、2cm程度の障害物を動線から取り除くか、パッキンテープでガードしてください。
ルンバの許容範囲ギリギリの段差に乗り上げると、掃除が中断されたり家具や床を傷つけられたりするため防止策が必要。
掃除が目的のルンバで、大切な家具や床を傷つけられるのは悲しいですよね。
本記事では、ルンバの乗り上げ防止する方法3つと、段差をサポートする方法、ルンバが原因の傷打開策について解説していきます。
ルンバの環境を整備して、家事をもっとラクにしましょう!
ルンバに乗り上げてほしくない箇所には、パッキンテープでガードしてください。


ルンバ乗り上げ防止策3選!環境整備とマッピング設定


ルンバが掃除中にイスやテーブルの脚などにぶつかり、乗り上げてしまうことがよくあります。
ルンバが乗り上げられる高さは2cm程度まで。
2cmよりも高い段差だと、ルンバのセンサーが反応して進入を避けますが、2cmギリギリの障害物なら乗り上げようと戦います。



しばらくガチャガチャした後、乗り上げられずに静止しきった状態を見つけたときの無念さよ。
障害物を乗り越えたいけど乗り上げられず、部屋の掃除も終わらず、フリーズしている瞬間を見つけたら残念な気持ちになりますよね(笑)
頑張ったら乗り上げられる可能性がある、2cm程度の段差があるときは、3つの方法で乗り上げ防止しましょう。
ルンバの乗り上げを防止する方法について、詳しく解説していきます。
家具の脚や段差、カーペットのふちなど、ルンバが乗り上げやすい箇所に対策して、ルンバをフリーズさせないようにしましょう!
【防止策1】部屋にある障害物を避けて動線を確保する
ルンバが乗り上げる一般的な原因は、障害物にぶつかることです。
ルンバが掃除予定箇所には、できるだけ障害物を取り除いて、乗り上げ防止しましょう。
- ルンバが通りやすいように、家具の間隔を広くする。
- 衣服は床に置かず、壁掛に掛ける。
ルンバが掃除中に、衣服やバッグ類を床に置いてたら、よじ登ってしまいますので、あらかじめ整理してからルンバを使用しましょう!
ルンバの様子を見て、掃除をしにくそうだったら、通りやすいように家具のレイアウトを修正してみてください。
先日、客宅に行ったらルンバが掃除していたのですが、子供が散らかしたおもちゃに困惑して「ガコガコ」と音を立てているのを目撃しました。
おもちゃも「ガチャガチャ」なっていたので、お互いに少しだけ傷ついたでしょうね(笑)
【防止策2】パッキンテープで物理的にガードする
デスクの脚元、家具・家電など、2cm前後の段差をルンバに乗り越えてほしくないときは、パッキンテープを貼ってガードしましょう。



防波堤のような感覚で、ルンバが越えられない壁を作って乗り上げ防止するのか!
恰好は良くないかもしれませんが、常時その場所に置いていない物をガードしたいときなど、一時的な防波堤になってくれます。
ルンバは、2cmギリギリだと頑張って乗り越えようとしますが、2cm以上の壁を作ると、戦う前から諦めモードでスルーしてくれます。
不定期で移動する家具などにはパッキンテープを貼り、2cm以上の段差を作って、ルンバを近づかせないように防止しましょう。
ルンバの乗り上げを防止するなら、幅30mmがおすすめです。
厚みがあるので傷つけません♪


【防止策3】進入禁止エリア設定を活用する
ルンバにあるマッピング機能を使い、避けてほしいエリアを登録すると、指定したエリアを掃除しに来なくなります。
家具の下や障害物の周りなど、ルンバが乗り上げやすい場所を、マップで進入禁止エリアに設定すると、乗り上げを防止できます。
マッピング機能が使えないルンバの場合は「デュアルバーチャルウォール」で対応してください。
デュアルバーチャルウォールは、場所に合わせて赤外線で直線や円形の壁を作り、ルンバの侵入を阻止する設定ができます。



でも乗り上げてでも掃除してほしい場所があるんだよね。
ルンバが苦手な2cm程度の障害物を、あえて乗り上げさせて掃除してもらうために、サポートアイテムを紹介しますので次の章をご覧ください。
ルンバが乗り上げる高さは2cm!サポートアイテム2選


ルンバには2cmの壁があります。
ルンバは、高さ2cmを超える場所だと、乗り上げてまで掃除してくれません。



ルンバが敷居で、よく引っかかっているんだよね…。
敷居は絶妙な高さをしていますよね。
ルンバが乗り越えられない高さだと早々に諦めちゃいますし、2cm程度の絶妙な高さなら体力尽きるまで挑戦して電池切れを起こします。
2cmギリギリの高さがある場所をルンバに掃除してもいたいなら、乗り上げサポートアイテムを活用しましょう。
スロープ | 段差をなくしてスムーズに乗り上げられる |
---|---|
引き戸滑りテープ | 若干の厚みができて滑りやすくなる |
ルンバが乗り上げてほしい場面で役立つ、サポートアイテムについて詳しく紹介します。
1度設置するだけで、ルンバがスムーズな掃除を実現してくれますので、ぜひ試してみてください。
【アイテム1】スロープを設置して段差をなくす
高さが2cmギリギリの場所にスロープを設置すること、ルンバがスムーズに乗り上げられるようになります。
敷居など、ちょっとした段差の高さに合わせて、スロープを設置して乗り上げさせましょう。
市販のスロープを購入するか、DIYで製作してください。
- 傾斜角度は30度以下にする
- スロープの表面は滑りにくい素材にする
傾斜30度以上や滑りやすいスロープだと、ルンバが登れませんので注意してください。
段差の高さに合ったサイズを選びましょう!
滑りにくいスロープは、ルンバの掃除をアシストしてくれます。


【アイテム2】引き戸滑りテープで敷居を越えさせる
引き戸滑りテープを、敷居やドア下のレール沿いに貼ってあげると、ルンバがスムーズに乗り上げやすくなります。
テープのおかげで若干の厚みができ、ルンバがつるつると軽快に滑りやすくなります。
ネットショップやホームセンターなどで購入できます。
- 敷居やドア下部分全体に貼り付ける
- しっかりと貼り付ける
ルンバが行き来して、引き滑りテープが剥がれてしまわないように、全体的にしっかりと貼り付けてください。
ルンバが乗り上げて傷つけるときの打開策4選を紹介♪


ルンバが頑張って段差を乗り上げたり、障害物に接触したりして、家具や床に傷が付いてしまうことがあります。
ルンバ自体も傷ついてしまいますし、大切な家具や床も傷つけてしまうのは、悲しいですよね。



ダイニングチェアーの脚で、ルンバがよく頭突きして、お互い傷だらけなんだよ!
「これ以上進めないのか?」とルンバが頭突きしているシーンは、愛らしくも憎たらしく思えますよね(笑)
ルンバが乗り上げて傷つけないように、ルンバと環境それぞれに打開策を講じましょう。
ルンバの乗り上げによる傷を防ぐために、4つの打開策について詳しく解説していきます。
ルンバと上手に付き合うための知恵が見つかるはずですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【打開策1】ルンバにバンパーガードを取り付ける
ルンバにバンパーガードを取り付けると、家具や壁との接触による傷が防止されます。
バンパーガードには耐衝撃性があるので、大切な家具だけでなくルンバ自体も、傷や衝撃から守ってくれます。
これからルンバによる傷を防止するなら、1番効果的な対策方法です。



1番簡単そうで1番確実そうだね!!
取り付けるだけで簡単な上に、ルンバも家具もお互い傷つかなくて済むので、確実な打開策ですね。
貼るだけ簡単!!
低価格帯のバンパーガードで、大切な家具とルンバが守れます。


【打開策2】床にワックス掛けをすると傷防止できる
フローリングなどの硬い床材は、傷付きやすいので注意が必要です。
フローリングにはワックスをかけると、床材が保護されて傷付きにくくなります。
ワックスを定期的にかけることで、床の傷が目立ちにくくなりますが、ルンバ自体の傷は防止できません。
ラグを敷いて床材を保護することもできますが、毛が長いとルンバが引っかかることもあるので注意しましょう。
【打開策3】家具の脚にクッション材を取り付ける
家具の脚に柔らかいクッション材を取り付けることで、ルンバが乗り上げた際の衝撃を緩和し、傷が防止されます。



見た目は不格好になるね。
取り付けられない家具は、引き続き傷だらけの戦い続行か。
見た目は少し不格好かもしれませんね。
ピンポイントで1箇所だけ守りたい場合に効果的です。
【打開策4】ルンバの進行方向を補正する
ルンバが壁や家具にぶつかったり、乗り上げたりするときは、進行方向を補正して傷の発生を防止しましょう。
ルンバが特定の場所でよくぶつかるなら、家具の配置を変えて、ルンバの動線を確保してください。
どうしても掃除してほしい場所ではなかったら、マッピング機能より、ルンバの進行方向を制限してみても良いでしょう。
マッピング機能が使えないルンバの場合は「デュアルバーチャルウォール」で対応してください。
まとめ
- ルンバの乗り上げ防止策は「障害物を避ける」「パッキンテープの活用」「進入禁止エリア設定の活用」。
- ルンバは、高さが2cm以下だと乗り上げてしまう。
- ルンバに乗り上げてほしい2cmギリギリの場所には、スロープや引き戸滑りテープを設置してサポートする。
- ルンバと家具が傷つかないようするには、バンパーガードを取り付けることが最善策で、マッピング機能の活用もおすすめ。
- 環境面でルンバの傷を防止する方法は「床のワックス掛け」「家具の脚にクッション材を取り付ける」。
勝手に掃除してくれる便利なルンバですが、ルンバの動きに一喜一憂してしまう瞬間がありますよね。
ルンバに段差を乗り越えてほしいのに、乗り上げてくれない。
乗り上げられないくせに、ルンバが頑張ってジタバタするので、大切な家具や床に傷が付く。
ルンバ自体や環境を整備してあげることで、掃除の仕方が改善されるケースは多々あります。
ルンバの掃除状況を観察して対策を立てて、あなたの家にあった動きを実現してもらいましょう。



