水道出しっぱなし救済は減免制度!3日間放置したときの請求金額も紹介

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

しまった、水道出しっぱなしだ!!

どれだけ高額な請求がくるのか恐怖な出来事ですよね。

水道出しっぱなし救済措置として「減免制度」がありますが、不注意による過失の場合は適応されません。

水道出しっぱなしにしていたのかと、蛇口をひねっても止まらない!!

水道出しっぱなしが過失ではなく、外から見えないところに原因なら救済措置「減免制度」対象の可能性有!

本記事では、水道出しっぱなし救済措置である減免制度の適応条件や、対象外ケースについて詳しく解説していきます。

水道出しっぱなしにしたときの連絡先や、水道出しっぱなし3日間で請求される金額についても紹介します!

無駄な費用を避けるためにも、申請すると適応されるかもしれない救済制度や、水道料金の算出方法について理解を深めましょう。

\ 最短15分で水道局指定工事会社が助けてくれる /

目次
スポンサーリンク

水道出しっぱなし救済は減免制度!適応条件の代表例4つ

水道の出しっぱなしは、特定の条件を満たせば、水道局の救済措置である「減免制度」を受けられます。

減免制度とは、漏水などの異常によって水道料金が高額になった場合、その料金の一部を免除してくれる救済措置です。

減免制度の適応条件代表例
  1. 過失によるものでないこと
  2. 水漏れ箇所が外から見えないところであること
  3. 減免対象で水漏れ修理完了していること
  4. 減免対象で漏水修理完了後60日以内の申請

水道が漏水したら、どのような状況でも救済措置で減免制度が適応されるわけではありません。

不注意で水道出しっぱなしなら救済措置は無いのかぁ!

不注意や過失で水道出しっぱなしになっているのに対して救済措置をしていたら、水道局の負担が膨大になりすぎます。

日頃から節水を意識し、漏水の早期発見にも努めましょう。

水道出しっぱなし救済措置である、水道局の減免制度について、適応条件と対象外となるケースを詳しく解説していきます。

あなた自身に過失が無く、高額な水道料金の請求で困ったら、救済措置を活用しましょう!

【適応条件】過失ではなく外から見えない箇所前提

水道局の減免制度は、漏水などの異常によって水道料金が高額になった場合に役立つ救済措置です。

減免制度は、全ての漏水が対象となるわけではありませんので、申請前に、適応条件をしっかりと確認しておきましょう。

減免制度の条件は、各自治体によって異なりますので、代表的な例を紹介します!

実際に適用されるかどうかの最終確認は、各自治体や水道局へ直接問い合わせてください。

条件
過失によるものでないこと

当然ながら、故意や重大な過失によって漏水が起きたら、減免制度の対象外です。

条件
外から見えないところであること

漏水が壁の内部や地面の下で発生しており、外部から見てわからない状態であることが条件です。

目視で確認できるような場所からの漏水は、減免制度対象外になってしまいます。

対象外例蛇口からの漏水
ホースからの漏水

漏水箇所がわからないときは、水道局に相談してみましょう!

条件
減免対象で水漏れ修理完了していること

漏水を放置していると、さらに被害が拡大する可能性があります。

減免制度の対象となるためには、速やかに修理業者に依頼し、修理を完了させましょう!

修理業者は、自分で選んだ業者ではなく、水道局指定の業者に依頼してください。

修理完了後には、業者から修理完了証明書をもらっておきましょう。

条件
減免対象で漏水修理完了後60日以内の申請

申請期限は、水道局によっても異なるので、事前に確認しておきましょう。

直接支払った金額が返金されることは基本的にはなく、直近3か月の水道使用量から算出されることが多いです。

配管を伴う工事に関しては「水道法」で細かく決められており、水道局指定の業者しか工事できません!

自分で選んだ業者で対応せず、水道局へ相談して、指定業者に対応してもらいましょう。

【減免制度対象外】過失や不正工事など8つのケース

水道を出しっぱなしにしてしまったとき、状況によっては救済措置である減免制度の対象外になるケースがあります。

蛇口の閉め忘れや散水栓などからの漏水や、不注意で水道を出しっぱなしにした場合は、全て減免の対象外です。

使用者側の不注意による過失や、故障・破損が原因の場合は、残念ながらご自身で支払わなくてはなりません。

春日那珂川水道企業団のホームページに詳しく紹介されていましたので、減免対象にならない8つのケースをご紹介します。

  1. 蛇口の閉め忘れや散水栓などからの漏水
  2. 水洗便所の洗浄装置の故障による漏水
  3. 湯沸器、浄水器、製氷機等、水道設備以外の機器の故障や破損による漏水
  4. 受水槽等の漏水
  5. 不正工事に起因する漏水
  6. 漏水箇所等の修理を故意に拒んだ場合又は怠った場合の漏水
  7. その原因及び原因者が判明している漏水
  8. その他使用水量の増加が使用者の管理責任に帰する漏水

引用 春日那珂川水道企業団

水道局指定の業者以外が配管を伴う工事すると「違法」とみなされ、水道出しっぱなし救済措置である減免制度は受けられません。

水道出しっぱなしで、蛇口をひねっても止まらないとき、当然ながら原因を確認するかと思います。

専門業者が調査しないとわからない水漏れが原因なら、水道局指定業者に調査してもらうと間違いありません。

すぐに水道局に連絡して、調査してもらわないと!

いや、うちは賃貸だから、まず管理会社に連絡した方が良いんじゃ?

水道出しっぱなしで、蛇口をひねっても止まらないとき、賃貸物件と自己所有物件で対応の流れが異なります。

次の章で、賃貸物件と自己所有物件それぞれの対処法について解説していますので、続きを見ていきましょう!

スポンサーリンク

水道出しっぱなしの連絡先を賃貸と所有物件別に紹介!

不注意で水道を出しっぱなしにしていたら、水道代が高額になる前に、すぐ止めましょう!

水道出しっぱなしで外出したけど、数日帰れないんだよね…。

とんでもないことになりましたね!!

水道出しっぱなしで外出したときは、すぐに帰宅して止めるか、自宅へ自由に出入りできる家族か友人知人に依頼するしかありません。

もし賃貸なら、管理会社に連絡すると対応してもらえる可能性があります。

水道の蛇口をひねっても、水が止まらない!!

水道の蛇口をひねっても水が止まらないなら、故障の可能性があるので、賃貸なら管理会社へ、所有物件なら水道局へ連絡しましょう!

水道を出しっぱなしの状態で、蛇口で水を止めても止まらないときの連絡先について、詳しく解説していきます。

web特別割引を使って緊急対応してもらう

【賃貸】管理会社へ明確な状況説明して緊急対応を依頼

賃貸住宅で水道の水が止まらない状況に遭遇したら、迅速に管理会社に連絡することが重要です。

同じ建物に大家さんが住んでいる場合は、より早く対応してくれます。

賃貸で、出しっぱなしにしていた水道の水が止まらなくなったときの対処法について紹介します。

管理会社の連絡先を確認して連絡する

賃貸契約書や管理規約などに記載されている、管理会社の連絡先を確認してください。

賃貸契約書や管理規約には、緊急連絡用の電話番号や、営業時間中の連絡窓口が提供されていることが多いです。

管理会社の連絡先掲載箇所

スクロールできます
賃貸契約書管理会社の連絡先詳細が記載されている。
建物内の案内板共有部分に管理会社の連絡先が掲示されていることがある。
インターネット管理会社のホームページやポータルサイトに、連絡先が記載されていることがある。

水道の水が出しっぱなしのまま止まらないという緊急の状況であれば、すぐに電話で管理会社に連絡しましょう!

状況を説明して、管理会社側の対応を依頼するんだね!

もし連絡つかなかったら、どうしたら良いの?!
管理会社に行ってみる?

緊急時に連絡つかないなら、管理会社HPから問い合わせるか、アドレスが分かればメールして、引き続き電話連絡し続けてます!

管理会社へ連絡時に伝えるべき情報

水道出しっぱなしの状態で原因不明なときは、緊急で対応してもらうためにも、管理会社へ適切な状況説明をしてください。

管理会社へ伝えるべき情報

  1. 水道の水が止まらない理由や状況を明確に説明する。
  2. どの場所で問題が発生しているかを明確に指摘する。
  3. 他に関連するトラブルや緊急対応が必要な事象があるときは、合わせて報告する。

管理会社は、緊急事態として現場に管理業者を派遣し、水道の点検や修理するための手配をしてくれます。

修理が完了したら、その結果や対応について報告し、必要な手続きを案内してくれます。

水道の水が止まらなくなった原因によっては、減免制度が適応される可能性があるので、管理会社や水道局に確認してください。

賃貸住宅で水道の水が止まらないという問題は、迅速な対応が必要です。

事態を早急に報告し、管理会社からの指示に従いましょう。

【所有物件】止水栓を閉めて水道局や業者対応

自己所有物件で、水道だしっぱなし状態が解決できないときは、自分で対処しなくてはなりません。

自己所有物件で水道局側の問題でなければ、修理費は全額自己負担です。

多くは劣化や故障が原因だろうから、水道局の問題では無さそうじゃな。

適当な業者へ連絡するんじゃなくて、水道局指定業者に対応してもらうべきなのよね?

自己所有物件で、水道の水が出しっぱなしのまま止まらなくなったときの対処法について、段取りを紹介しますね。

【段取り1】状況を把握し、止水栓を閉める

他の水道も同じ状況か、蛇口をひねって止まるのかを確認してください。

水が止まらない状況が1箇所だけなら、近い場所に原因がある可能性が高い!

他の水道状況を把握したら、止水栓で水を止めます。

止水栓は、敷地内の地中に埋め込まれた水道メーターボックスの中にあります。

引用 愛知中部水道企業団

止水栓を時計回りにまわすと、水を止められます。

元栓が見つからないときは、水道メーターの近くの止水栓を確認するか、水道局に問い合わせてみましょう。

【段取り2】漏水箇所を特定する

出しっぱなしになっていた水を止めたら、漏水箇所を特定します。

目視で確認できるなら問題ありませんが、壁内部や床下など、見えない場所からの漏水の場合は、水道局に調査を依頼してください。

【段取り3】応急処置する

漏水箇所が特定できたら応急処置します。

バケツやタオルで漏水を回収して、漏水箇所にテープやバンドで蓋をしてください。

感電防止のために、漏水箇所周辺の通電を遮断しておきましょう!

【段取り4】修理業者に依頼する

漏水箇所を特定して応急処置したら、速やかに修理業者に連絡しましょう。

修理業者から見積もりをもらったら、内容をよく確認し、納得できたら契約しましょう。

水道局管轄の場所に原因がある場合や、原因の場所特定ができない場合は、水道局へ相談してください。

シンプルにお伝えすると、水道メーターを含めて道路側は、水道局が管理するべき水道設備です。

使用者の責任になるのは、水道メーターから自宅側です。

宅地側での水漏れであっても、しっかりと管理して、目に見えない場所での漏水なら、減免対象になる可能性があります。

スポンサーリンク

水道出しっぱなし3日間で約9884円!時間単位の額も紹介

水道を出しっぱなしにすると、一見些細なミスのように感じるかもしれませんが、その影響は想像以上に深刻です。

「水道代って、そんなに高くなるものなの?」そう思っていませんか?

水道を出しっぱなしにすると、とんでもない高額請求になる可能性があります!

水道出しっぱなし税抜料金

スクロールできます
時間使用量水道料金下水道料金合計
1時間360リットル約73円約61円約134円
1日間8,640リットル約1,745円約1,468円約3,213円
3日間25,920リットル約5,300円約4,584円約9,884円

たった3日間で税込み1万円以上にもなるなんて…。

水道出しっぱなし3日間で、なぜそのような高額になるのか、計算方法まで詳しく解説していきます。

水の大切さを再確認し、無駄な支出を避けるためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

【料金】1時間は約134円で3日間は約9,884円

水道料金は従量料金なので、使う量が増えれば増えるほど、料金も高額になっていきます。

水道を出しっぱなしにしたとき、数時間程度ならそれほど高額になりませんが、3日間だと1万円近くの使用料がかかります。

水道料金は【基本料金+使用料金+税金】が合算されて、2ヶ月間の請求がきます。

水を出す量によって、1時間あたりの使用料が異なりますが、今回は10秒で1リットル使用したと仮定して3日間の水道使用料金を算出しました。

水道出しっぱなし税抜料金

スクロールできます
時間使用量水道料金下水道料金合計
1時間360リットル約73円約61円約134円
3時間1,080リットル約218円約183円約401円
6時間2,160リットル約436円約367円約803円
1日間8,640リットル約1,745円約1,468円約3,213円
2日間17,280リットル約3,490円約2,937円約6,427円
3日間25,920リットル約5,300円約4,584円約9,884円
前提条件
  • 水道単価は東京都水道局に基づく。
  • 水の量は10秒で1リットルと仮定する。
  • 呼び径は13㎜~25mmで算出。
  • 20m³以内は、31m³~50m³時点で算出。

水道出しっぱなしにしたとき、自治体ごとに単価が異なるのと、使用量によっても料金が変わるため、上記条件にて算出しています。

3日目に20m³(20,000リットル)を超えたので、3日目の5,920リットル分は51m³〜100mの料金で算出しました。

【計算方法】呼び径と使用量に基づき算出

水道料金は従量料金なので、使用する水道量によって1m³(1000リットル)あたりの料金が異なります。

水の量は「呼び径」にて設定されており、一般家庭の多くが13mm〜25mmです。

スクロールできます
呼び径基本料金1m³

5m³
6m³

10m³
11m³

20m³
21m³

30m³
31m³

50m³
51m³

100m³
101m³

200m³
13㎜860円0円22円128円163円202円213円298円
20㎜1,170円
25㎜1,460円

引用 東京都水道局

水道は従量料金のため、使用量が多ければ多いほど、1m³にかかる料金も高くなります。

例えば、20mmの家で、2ヶ月間で59m³使用したとしたら、2ヶ月間の請求金額は9,038円です。

【基本料金(1,170円×2ヶ月分)+従量料金(3,020円+2,857円)×1.10=9,038円】

今回は東京都の料金を参考に紹介しましたが、自治体ごとに料金が異なるので、確認してみましょう!

おおよその使用料金で良ければ、使用量×0.4円で計算すると、近い料金になりますので、参考にしてください。

まとめ

  • 水道出しっぱなし救済は減免制度があり、過失ではなく外から見えない箇所、修理完了後60日以内の申請が条件であることが多い。
  • 不注意による過失や、故障・破損が原因なら、救済措置である減免対象にはならない。
  • 賃貸物件で、水道出しっぱなしのまま止まらなくなったら、管理会社へ状況を明確に報告して指示に従う。
  • 所有物件で、水道出しっぱなしのまま止まらなくなったら、状況把握後止水栓を閉めて、漏水箇所を特定後応急処置して修理業者に依頼。
  • 水道の使用料は従量料金なので、使う量が増えれば増えるほど、料金も高額になるため、1時間だと約134円だが3日間で約9,884円になる。
  • 水道料金の単価は自治体により異なるが、使用量×0.4円で計算すると近い料金になる。

水道出しっぱなしによる高額な水道料金請求への救済制度について、制度の概要について紹介しました。

水道の出しっぱなしは思わぬ出費に繋がり、生活を圧迫する可能性があります。

日頃から節水を意識し、漏水の早期発見にも努めましょう。

今回の情報が、被害を最小限に抑え、適切な対処するための指針となることを期待します。

救済措置である減免制度の詳細は、自治体によって異なるため、お住まいの地域の情報を必ず確認してください。

web特別割引を使って緊急対応してもらう

スポンサーリンク
シェアしてね
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次