スライサーを使うときに、フォークを使用すると、指ガードがなくても安全に作業できるのでおすすめです。
スライサーは野菜のスライスや千切り、すりおろしが簡単にできるので便利ですが、怪我をしたという人も後を絶ちません。
せっかくスライサーで効率的に作業するなら、怪我なく安全に作業したいですよね。
スライサー用の指ガードも販売されていますが、手元にない場合はフォークで十分代用可能です。
この記事では、フォークをスライサー指ガードの代用品として使う方法を紹介します。
よく見かける2種類の指ガードの特徴や、100均で購入できる指ガードについても解説します。
指ガードを購入するなら挟むタイプが安全。
野菜に刺す部分の突起もしっかりしていて、しっかり野菜をホールドできます!

スライサー指ガード代用はフォーク!使用方法は2種類

スライサーを使いたいけど指ガードがない場合、フォークで代用できます。
フォークで野菜を刺してフォークの柄を持ってスライスすれば、スライサーの刃と指の間に距離ができるので安全です。
フォークをスライサー指ガードの代用にするとき、2つの方法があります。
この章では、スライサー指ガード代用できるフォークを「立てて使用」「寝かせて使用」2種類について解説します。
スライサー指ガード代用として、フォークの刺し方による使い心地についても詳しく紹介します。
【使い方】フォークを立てて使用と寝かせて使用の2種類
フォークをスライサー指ガードの代用品にするとき、フォークを立てて使う方法と、寝かせて使う方法の2つがあります。
実際にニンジンを使って2つの方法を試してみると、フォークを断面に平行に刺し、寝かせて使用した方が最後まで安全にスライスできました。
フォークを立てたときと寝かせたときの2つの方法を試した結果を説明します。
フォークを立てて使った場合

カットしたニンジンにフォークを垂直に立てて、スライサーを使ってみた感想を紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
上から突き刺すだけなので簡単である。 上から力をかけられるので、スライスしやすい。 指と刃がしっかりと離れているので安全である。 | 野菜の奥までフォークが食い込んでしまう。 フォークが刃に当たり、最後までスライスできない。 |
固いニンジンでも、上からフォークを突き刺すのは簡単にできました。
スライスするときも上から圧力をかけられるので、硬いにんじんでも楽にスライスできました。
フォークの柄と刃は離れているので、指ガードなしでも安全です。
ただし、ある程度進むと、フォークの先がスライサーの刃に当たってしまい、最後までスライスできませんでした。
フォークを立てて刺す方法は、あまり力をかけずにスライサーを使用したい人におすすめです。
フォークを寝かせて使った場合
2つの方法を試してみて、私がおすすめしたいのはフォークを寝かせて使う方法です。

写真のように、ニンジンの断面に平行にフォークを刺してスライスしてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
深く突き刺してスライスしても刃に当たらない。 刃に向かって押すときれいにスライスできる。 ニンジンが薄くなるまでスライスできる。 | フォークを刺すときやスライス時に力がいる。 手前に引く方向に力をかけるとフォークが抜ける。 |
固くない野菜なら大丈夫そうですが、ニンジンにフォークを横から刺したり、スライスしたりするのは、結構力がいりました。
フォークを寝かせて使用すると、スライサーの刃に平行でフォークを刺しているため、深く刺しても、野菜が小さくなっても指が刃に当たりません。
フォークを寝かせてスライサーに押しつけると、ニンジンがきれいにスライスできて、フォークに残ったニンジンもわずかでした。
スライスするときは、刃に対して手前から奥へ向かって押すように動かしましょう!
フォークを寝かせて使用する方法は、立てて使用するより力が必要ですが、最後までしっかりスライスできます!
スライサー指ガードの代用にフォークがおすすめな理由
スライサーを使うとき、フォークが指ガードの代用品としておすすめな理由は3つあります。
- フォークの柄が持ち手となり、怪我が防止できる。
- フォークの先に野菜が刺せるので、しっかり固定できる。
- 小さい野菜や滑りやすい野菜にも対応可能。
フォークがスライサー指ガードの代用品としておすすめな理由3つについて、1つずつ解説していきます。
フォークの柄が持ち手となり怪我防止
スライサーは便利なグッズですが、とても鋭い刃がついているので、怪我をしてしまう人も多くいます。
私も、小さい野菜をスライスするときに、指先の皮が削れてしまったことがありました。
フォークを使うと、フォークの柄が持ち手となり、スライサーと指の間に距離ができるので、怪我を防止できます。
フォークの先に野菜が刺せてしっかり固定
指ガードがセットで販売しているスライサーもありますが、使いやすい指ガードではない場合もあります。
私が現在使っているスライサーには、指ガードがセットでついていました。
裏側の突起に野菜を刺して使うのですが、うまく野菜を支えきれず、数回使っただけで使用していません。
使いやすい指ガードを探すのも1つの方法ですが、指ガードの代用品としてフォークも活躍します。
私も試してみましたが、フォークで野菜を刺すとしっかり野菜を固定でき、スライスしやすかったです。
小さい野菜や滑りやすい野菜にも対応
スライサーで小さい野菜をスライスするとき、指先を傷つけてしまいそうになります。
山芋のように滑りやすい野菜は、大きさはありますが、手を滑らせてライサーの刃部分で怪我しそうで怖いです。
フォークを使うと、先端部分でしっかり固定できるので、小さい野菜も、滑りやすい野菜も安全にスライスできます!
スライサー指ガードのおすすめ2タイプそれぞれの特徴!

スライサー用指ガードを購入するなら、特徴をよく知り、使用目的に合ったものを選ぶのをおすすめします。
販売されているスライサー用指ガードを調べてみると、大きく2つのタイプに分けられます。
どちらのタイプも指を守り、安全にスライスできるのでおすすめです。
野菜の上に乗せるタイプは怪我防止になり最後までスライスしやすく、挟んで使用するタイプは安全性が高く小さな野菜にも向いています。
スライサーで、より安全で効率的な作業するために、使用目的や自分に合ったタイプの物を選ぶのがおすすめです。
この章では、スライサー用指ガードの2つのタイプのメリットデメリットを詳しく解説します。
【乗せるタイプ】怪我防止と最後までスライスしやすい
指ガードの種類の1つ目は、野菜の上に乗せたりかぶせたりして使うタイプです。
指ガードでスライサーに固定する部分は、突起や針のような形状になっており、野菜に突き刺して安定させます。
指ガードの手で持つ部分にはグリップがついており、スライサーにしっかりと力をかけられます。
グリップに滑り止めが付いている指ガードは、手を滑らせることも少なく、安全性が高いです。
野菜の上に乗せるタイプの指ガードを使用したときのメリットとデメリットを紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
刃と指先の間に距離があり、怪我の心配なく安心。 上から力をかけられるのでスライスしやすい。 最後までしっかりとスライスできる。 | 固い野菜は突起に刺さりづらく、安定させにくい。 小さいものは突起に刺さらず、スライスできない。 指ガードの突起が削れることがある。 |
上に乗せて使うタイプの指ガードは、スライサーの刃と指の間にしっかりと距離ができるので、お子さんや料理初心者に特におすすめです。
上からしっかりと力をかけてスライスできるので、作業が効率的にできます。
我が家にある指ガードも、ニンジンはすぐに突起から外れてしまい、うまくスライスできませんでした。
また、指ガードが野菜全体を覆っているので、作業中は野菜や指ガードの突起が見えません。
スライス中の様子が確認できないため、途中で作業を止めて、スライサー指ガードの突起まで削っていないか確認しましょう。
【挟むタイプ】安全性が高く小さい野菜にも対応
スライサー用指ガードのもう1つの種類は、トングのように先が分かれていて、野菜を挟むタイプです。
プラスチック製やシリコン製で、野菜を挟む部分には突起や滑り止めがついています。
野菜を挟み込むタイプの指ガードのメリットとデメリットを紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
刃と指先の間に距離があり、安全性が高い。 野菜をしっかり挟み込むので、スライスしやすい。 挟んでスライスするため、小さい野菜も安定できる。 | 野菜を挟むのに指や手の力がいる。 太く大きい野菜は掴みきれない。 野菜が小さくなり過ぎると、指ガード本体も削れる。 |
野菜を挟むタイプの指ガードは、自分の力でしっかりと野菜を挟めるので、安定した状態で野菜をスライスできます。
きちんと挟むには力も必要なので、大人が使うのにおすすめします。
商品によりますが、野菜が大きすぎたり小さすぎたりすると、掴みにくいです。
挟むタイプは小さめ野菜向きですが、野菜が小さ過ぎると指ガード本体まで削れてしまうため、確認しながら使いましょう。
挟むタイプの指ガードは、野菜の上に置いて、上からも力をかけられるタイプもあります。
大きい野菜も小さい野菜も対応できる指ガードは挟むタイプ!
安全に最後までスライスできます。

スライサー指ガードは100均!ダイソーとセリア商品比較

スライサーの指ガードを手軽に購入したいと思う人には、100均がおすすめです。
100均のダイソーやセリアで、スライサー用の指ガードを販売しています。
ダイソーとセリアで販売しているスライサー用指ガードの商品名とタイプを紹介します。
店舗名 | 商品名 | 商品タイプ |
---|---|---|
ダイソー | スライサーホルダー | 乗せるタイプ |
セリア | 野菜ホルダー | 挟むタイプ |
スライサーで指ガードを試してみたい人は、まずはダイソーやセリア商品を購入してみましょう!
この章では、100均のダイソーとセリアで購入できるスライサー用指ガードを紹介します。
【ダイソー】スライサー用ホルダーは上に乗せるタイプ
100均のダイソーでは「スライサー用ホルダー」という商品名で指ガードを販売しています。
ダイソーのスライサーホルダーは、大小2サイズがセットになっており、「マルチスライサー」と「千切りスライサー」に対応しています。
大サイズ | ダイソーの「マルチスライサー」に対応 |
---|---|
小サイズ | ダイソーの「千切りスライサー」に対応 |
大小それぞれ、ダイソーのスライサーに合う大きさに作られていますが、他のスライサーにも使えます。
スライサー用ホルダーは、野菜に刺さりやすくするため、突起の向きが一定ではなく、野菜をしっかりとホールドできます。
ダイソーはネットストアがあるので、自宅にいながらでも購入可能です。
ダイソーが近くにない、営業時間内に行けないなら、ネットでも購入可能!

ダイソースライサーホルダーの口コミ

野菜をしっかりと固定できるので、小さくなってもスライスできます!



ニンニクなどの小さい野菜もスライスできるわ!



100円(税抜き)なので、コストパフォーマンスが良いです!
【セリア】野菜ホルダーは挟んで使うタイプの指ガード
100均セリアが販売している指ガードの商品名は「野菜ホルダー」です。
指を置くためのくぼみがあるので、指先を最後までしっかりと守ってくれます。
挟む部分がカーブしていて、真ん中が少し開いているので、太めの野菜には良いですが、細い野菜は挟めません。
セリア野菜ホルダーの口コミ



トング型のデザインが持ちやすく、コストパフォーマンスが良いです!



滑りやすい野菜でも快適にスライスできます!



ニンジンや大根、ジャガイモなどの根菜類に適しています!
まとめ
- スライサーを使用するとき、指ガードの代用品としてフォークがおすすめ。
- 指ガードの代用品としてフォークを使用するときは、野菜の形状や固さに合わせて、フォークを立てたり寝かせたりすると良い。
- 野菜の上に乗せて使用する指ガードは、上から力をかけられるので怪我防止になり、最後までしっかりスライスできる。
- 野菜を挟んで使用する指ガードは、野菜をしっかり挟めるので安定させやすく、小さい野菜でもスライスしやすい。
- ダイソーの指ガードは野菜の上に乗せるタイプで、野菜をしっかり固定でき、最後までスライスできる。
- セリアの指ガードは挟むタイプで、突起もついているので、滑りやすい野菜でも安全にスライスできる。
スライサーを使うと、千切りやスライス、大根や山芋のすりおろしなどがスピーディーにできるので、家事の負担を軽減できます。
しっかりスライスできる分、スライサーの刃はとても切れ味よくできているので、安全性を配慮しないと大怪我につながります。
指ガードをすぐに準備したければ、家にあるフォークで代用できますし、100均でも手軽に購入可能です。
スライサーを使用するときは、自分に合った指ガードを使用し、安全に調理できるようにしましょう!
挟むタイプの指ガードは、野菜をしっかり安定させてスライスできます。
食器洗い乾燥機にも対応で、お手入れも簡単!

