トイレタンクがカビだらけな賃貸の対処法や開けずに掃除する方法解説

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トイレを定期的に掃除していても、便器に黒ずみが流れてきたら、トイレタンク内のカビが原因です。

トイレタンクの中は普段目にしないので、掃除をサボりがちですが、水アカや黒カビが発生しやすい場所。

賃貸のトイレタンクがカビだらけだった時の対処法は3つ!

賃貸物件によっては、トイレタンクを開けて掃除できないこともありますが、ゴム手袋と洗浄剤を用意すれば、簡単に掃除できます。

本記事では、賃貸のトイレタンクがカビだらけだった時の対処法、開けずに掃除する方法やオキシクリーンの効果的な使い方を解説しています。

カビキラーを使用してはいけない理由についても詳しく紹介しているので、トイレタンクの掃除で失敗せずに済みますよ!

オキシクリーンなら、お湯に溶かして手洗い器の穴から注いで漬け置きするだけ。
トイレタンクのカビを簡単に予防&除去!

目次
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トイレタンクがカビだらけな賃貸で対処する方法は3つ!

もしトイレタンクがカビだらけだったら、嫌な気持ちになる上、焦ってしまいますよね。

賃貸のトイレタンクがカビだらけだった時、まず大家さん申告して「対応できない」と言われたら、自分で掃除するか専門業者に依頼しましょう。

自分で掃除する場合は、大家さん(管理会社)の許可を取り、止水栓の場所を確認し、実施予定日を報告しましょう。

引っ越して間もない頃であれば、大家さんが費用負担して清掃業者を呼んでくれるなど、対応してくれるケースもあります。

この章では、賃貸のトイレタンクがカビだらけだった時の対処法3つについて、詳しく説明していきます。

掃除する方法を知っていれば、トイレタンクがカビだらけでも焦らず対応できるので、自分で掃除する方法もチェックしてください♪

【対処法1】大家さんに申告して指示を仰ぐ

賃貸でトイレタンクがカビだらけだと気づいたら、すぐに大家さんに申告しましょう。

もし引越したての賃貸でトイレタンクがカビだらけだったら、入居前にされているハウスクリーニングの甘さが原因です。

早い段階で気づいて申告すれば、大家さんがクリーニングを手配してくれる可能性があります!

大家さんによっては、「もうあなたの家なので、自分で掃除して」と言われますが、優しい大家さんならクリーニング代を負担してくれます。

賃貸物件の状況や大家さんによっては、断られることもあるのね。

私が戸建ての賃貸に住んでいた時、大家さんはとても気を遣ってくれる人でした。

トイレタンクがカビだらけで、部品の取り換えが必要になった時など、クリーニングや工事費用を負担してもらいました。

トイレタンクがカビだらけで内部が劣化していた場合、本体交換してもらえる場合もあるので、大家さんに申告しましょう。

【対処法2】自分で掃除する!掃除方法も紹介

賃貸のトイレタンクがカビだらけでも、本体が劣化していなければ、大家さんに申告しても自分で掃除するよう言われる場合もあります。

トイレタンクを掃除するなら止水栓の開閉操作が必要なため、止水栓の場所確認と対応日時を相談して、自分で掃除しましょう!

トイレ掃除に必要な物11点
  • ゴム手袋
  • マスク
  • スポンジ
  • ブラシ
  • クエン酸スプレー
  • 止水栓を開け閉めする工具
  • バケツ
  • 中性洗剤
  • 古い歯ブラシ
  • 雑巾
  • 敷物(新聞紙や防水シートなど)

止水栓は、手で開け閉めできる場合もありますが、マイナスドライバーやモンキーレンチが必要なことも。

  • 自分の家の止水栓が、どうやって開けられるのか、事前に確認しましょう!
  • トイレタンクによっては、酸性やアルカリ性洗剤使用不可の場合があるので、使用は避けましょう。

止水栓はトイレタンクの裏の床や壁についている場合が多いですが、中には便器の下部パネル内に収納されているケースもあります。

ウォシュレットがついているなら、ウォシュレット用の止水栓と間違えないようにしましょう。

続いて、トイレタンクの掃除方法を解説します!

トイレタンクの掃除方法

中性洗剤やクエン酸スプレーを使うので、ゴム手袋の着用を忘れずに!

トイレタンクの掃除は、8ステップでできます。

STEP
床を養生する

作業中の水はね防止のため、作業前床に新聞紙などを敷きます。

STEP
止水栓を閉める

工具を使って止水栓を閉めます。

止水栓が固くて回らなかったり、位置がわからなかったりする場合は、家屋全体の止水栓を閉めましょう。

STEP
タンク内の水を抜く

通常水を流す時と同じようにレバーを引いて、タンク内の水抜きをします。

トイレタンクのふたを開けて、水が抜けたか確認し、まだ残っていれば完全に抜けるまで繰り返します。

STEP
ふたを洗う

スポンジに中性洗剤をつけて、ふたの裏側を洗いましょう。

汚れがしつこい場合は、ブラシや使い古した歯ブラシを使用します。

ふたの表側はクエン酸スプレーを吹きかけて、スポンジで洗います。

最後に水で洗い流したら、雑巾で水気を拭ってください。

STEP
タンクを洗う

スポンジ、ブラシ、古い歯ブラシに中性洗剤をつけて、タンク内の部品を掃除します。

汚れを全て落としたら、止水栓を緩めて水を少しずつ出して、中の汚れを洗い流します。

タンクの外側は雑巾で洗いますが、水垢が気になるなら、クエン酸スプレーを吹きかけてこすりましょう。

STEP
止水栓を開ける

汚れを全て洗い流せたら、止水栓を元通り開けてタンク内に水を溜めてください。

STEP
ふたを戻す

タンク内の水位が元の位置に戻ったら、ふたを閉じます。

STEP
水を流す

最後に水を流して、水漏れがないかや通常通り流れるかチェックしましょう。

手洗い器の下に置き型洗浄剤を設置すれば、掃除後もトイレタンク内や便器の中までカビだらけにならず、綺麗に保てますよ。

カビの予防には、月1回、トイレタンクを開けずに掃除する方法が効果的!
こちらも併せてチェックしましょう。

【対処法3】専門業者に依頼してトイレクリーニング

トイレタンクを掃除したくても、賃貸のため自分で掃除するのが怖いという人もいるでしょう。

自分で掃除して部品を破損させるのが怖い人は、専門業者に依頼してください。

メーカーにもよりますが、誤って部品を壊してしまうと期間内であっても保証が受けられない場合もあるので、注意が必要です。

トイレ掃除専門業者に依頼すれば、自分では落とせないような汚れまでピカピカにしてもらえて、トイレタンクの寿命を伸ばせます!

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トイレタンクを開けずに掃除する方法4STEPと必要な物

「トイレタンクのふたを開けて掃除するのは、面倒だな」と思いませんか?

トイレタンクは、ゴム手袋と洗浄剤を用意すれば、ふたを開けずに掃除できます!

洗浄剤は、「酵素系漂白剤」「専用洗浄剤」「重曹」から1つ選びましょう。

月1回、手洗い器の穴から洗浄剤をそのまま入れるだけで、簡単にカビ予防と掃除ができます!

この章では、トイレタンクの掃除に必要な物と方法を詳しく解説していきます。

トイレタンクのふたを開けずに掃除する方法がわかれば、簡単にお手入れとカビ予防ができて、大がかりな掃除する頻度が減りますよ。

【事前準備】掃除に必要な物

トイレタンクを開けずに掃除するには、手洗い器の穴から入れる洗浄剤とゴム手袋を用意します。

トイレタンクを開けずに掃除するために必要な物は、3種類の中から選んでください。

  • ゴム手袋と酸素系漂白剤
  • ゴム手袋と専用洗浄剤
  • ゴム手袋と重曹(大さじ1杯程度)

酸素系漂白剤と専用洗浄剤は、パッケージの説明書きをよく読んで書かれている規定量を用意しましょう。

トイレタンクを開けずに掃除する方法

トイレタンクを開けずに掃除するなら、手洗い器の穴から洗浄剤を入れて、放置するだけでOKです!

トイレタンクを開けずに掃除する方法は、簡単4ステップ!

  • トイレを流す
  • 手洗い器の穴から洗浄剤を入れる
  • 放置する(2~6時間)
  • 水を流す

1度トイレの水を流して、タンク内に水が溜まるのと同時に洗浄剤をそのまま入れると、中でまんべんなく混ざって漬け置きできます。

月1回を目安に、開けずに掃除するとトイレタンクがカビだらけになるのを防げます。

しかし、ここで注意!

トイレタンクを開けずに掃除する方法では、タンク内の水が入っている部分のカビしか掃除と予防ができません。

水が入っていない箇所やふたの裏まで掃除したい時は、ふたを開けて掃除しましょう。

カビがあまりに酷い時も、トイレタンクのふたを開けてこすり洗いする必要があります。

トイレタンク内のカビ具合に合わせた方法で、掃除しましょう。

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トイレタンクをオキシクリーンで洗浄する方法は5STEP

トイレタンクをオキシクリーンで洗浄する方法は、ぬるま湯に溶かしたオキシクリーンを手洗い器の穴から注ぐだけ!

オキシ漬けって、そんなに簡単にできるのね!

手元にオキシクリーンがあれば、ゴム手袋、バケツ、40度~50度のぬるま湯を用意するだけで、すぐにトイレタンクが洗浄できます。

この章では、トイレタンクをオキシクリーンで洗浄するのに必要な物や方法について解説していきます。

トイレタンクが簡単にオキシクリーンで洗浄できるとわかれば、お手入れのハードルが下がるので気軽に試せて、タンク掃除を習慣化できますよ。

オキシクリーンは、酸素の力で汚れを浮かせてくれるので、どんな汚れでも綺麗に落ちますよ♪

【事前準備】掃除に必要な物4つ

「オキシ漬け」で有名なオキシクリーンですが、ぬるま湯に溶かして手洗い器の穴から流し込めば、トイレタンク掃除にも使えます!

トイレタンクをオキシクリーンで洗浄するのに必要な物は4つです!

  • ゴム手袋
  • オキシクリーン(スプーン1杯)
  • バケツ
  • 40度~50度くらいのお湯(1L)

他の洗浄剤を使って掃除する時は、そのまま洗浄剤を手洗い器の穴から入れますが、オキシクリーンの場合、先にぬるま湯で溶かします。

トイレタンクをオキシクリーンで洗浄する方法

トイレタンクをオキシクリーンで洗浄する方法は、5ステップです。

  • バケツにお湯を入れる
  • お湯にオキシクリーンを入れて溶かす
  • トイレタンクに注ぐ
  • 放置する(2時間)
  • 水を流す

トイレタンクにオキシクリーンを注いだら、時間経過していないのにトイレを流さないようにしましょう。

2時間以内にトイレの水を流してしまうと、本来の掃除効果が得られません。

オキシ漬けするなら、寝る前や外出のタイミングが良さそうね!

トイレを暫く使用しないタイミングでオキシクリーン洗浄すると、効果を得られるのでおすすめです。

トイレタンクをカビキラーで掃除するのがNGな理由

カビ掃除で有名なカビキラーですが、含まれている塩素はタンク内の部品を溶かしてしまう危険があるため、トイレタンク掃除には不向きです。

トイレタンクに残ったカビキラーの成分は、やがて便器に流れていき、体に触れると健康被害を受けるリスクがあります。

便器に流れたカビキラーの成分は、気化すると床が塩素焼けを起こす場合も。

カビキラーを使うと、トイレの水質を変えてしまう原因になるのね。

この章では、トイレタンク掃除にカビキラーを使用してはいけない理由4つを解説しています。

カビキラーをトイレタンク掃除に使用する危険性が十分理解できたら、誤って使うこともないので、しっかり覚えておきましょう。

【理由1】タンク内の部品を傷つける

カビキラーに含まれる強力な化学成分は、タンクのプラスチックやゴム部品を傷つけるので、使用してはいけません。

カビキラーは、「塩素系漂白剤」なので、使用するとトイレタンク内の部品を傷つけます。

「カビ掃除と言えば、カビキラー」と連想する人も多いでしょうが、トイレタンクの掃除には使えないので、覚えておいてください。

【理由2】便器に流れ込んだ成分に触れると危険

トイレタンク掃除にカビキラーを使用した場合、水を流した後で有害成分が体に付着する危険があります。

カビキラーを使ってトイレタンク掃除すると、タンク内に残留する場合があります。

トイレタンクの水は、流すと便器に流れてきますよね。

汚染された水がタンク内から便器に排出されて、肌に触れたりすると刺激を感じる可能性があります。

直接肌や目に触れると刺激、やけどなどの症状を起こすカビキラーですが、水で薄まっていても危険です。

特に敏感肌の人は、水跳ねして飛んできた水でもかぶれちゃうかも…。

便器内の水を清潔に保つためにも、カビキラーはトイレタンク掃除に使用しない方が良いです。

【理由3】ニオイがトイレ内に充満するから

トイレタンク掃除でカビキラーを使用すると、強烈な塩素系のニオイがトイレ内に充満して気分が悪くなります。

私が実際にカビキラーを使用してトイレとは別の場所を掃除していた時、換気していてもニオイで気分が悪くなりました。

掃除の際、洗い流したと思ってもタンク内に成分が残留していれば、水に溶け出して悪臭の原因になります。

ニオイが壁や床に染み込むと気になるので、カビキラーはトイレタンク掃除で使用しないようにしましょう。

【理由4】木の床は塩素焼けするため

床が木製だった場合、水に溶けて気化したカビキラーの残留成分で塩素焼けすることもあります。

直接カビキラーが床に触れていなくても、塩素焼けするのね!

ハイターで風呂場の壁が塩素焼けする話は有名ですが、カビキラーも同じです。

カビキラーに含まれている塩素は揮発性があるので、水の中に残留した成分であっても気化しやすいです。

ニオイが強いというのは、成分も強力なので、掃除に使う際は使用方法だけでなく、使用場所にも注意した方が良いでしょう。

まとめ

  • 賃貸でトイレタンクがカビだらけだった時は、大家さんに申告して、対応してもらえなければ、専門業者に依頼するか、自分で清掃する。
  • トイレタンクの清掃は、床を養生し、止水栓を閉め、タンク内の水を抜き、ふたと中を洗浄したら、最後に止水栓を開けて水を流す。
  • トイレタンクをカビキラーで洗浄すると、タンク内の部品を傷つけて、便器へ流れると人体に健康被害を起こす可能性もある。
  • トイレタンク掃除にカビキラーを使用すると、不快な塩素のニオイが部屋に充満して、木の床なら塩素焼けすることもある。
  • トイレタンクを開けずに掃除するには、ゴム手袋と洗浄剤(酸素系漂白剤、専用洗浄剤、重曹のいずれか1つ)を用意する。
  • トイレタンクは、トイレを流し、手洗い器の穴から洗浄剤を入れ、2~6時間放置して水を流せば、ふたを開けずに掃除できる。
  • トイレタンクの洗浄にオキシクリーンを使うなら、ゴム手袋、オキシクリーン(大さじ1杯)、バケツ、40度~50度のお湯を用意する。
  • トイレタンクを洗浄するには、バケツにぬるま湯を入れてオキシクリーンを溶かし、トイレタンクに注いで2時間程放置後に水を流す。

「トイレタンクの掃除」と言えば、タンクのふたを開けてごしごしブラシでこするイメージでした。

トイレタンクのふたを開けずに掃除する方法があると知って、「こんなに簡単なお手入れもあるんだ」と驚きました。

私もトイレタンクの大がかりな掃除頻度を減らすために、ふたを開けずにできる掃除を月1回でやってみようと思います。

あなたも是非、本記事を参考にトイレタンクがカビだらけにならないよう、定期的にお手入れしていきましょう。

オキシクリーンが1つあるだけで「油」「皮脂」「泥」「カビ」といった汚れを落とせるので、用途は無限大です!

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